2013/01/01

鎮魂の「年賀状」 (Jan.1, 2013)


あらたまの年を詠んだ句に「去年(こぞ)今年貫く棒の如きもの」
(高浜虚子)があるが、今年もまた""のように感じる。

いわば、天地自然の理を超えて己の志を表しているのだが、
年が明けるのは暦の上で、万物は何ひとつ変わりはしない...の思いが、
人生の高みは達観できぬ身なれども、別の次元でやまない。

脳裏から離れることのない、あの「3.11」から1年10ヶ月。
大震災を経た日本はどこへ行こうとしているのか、
の思いを巡らしながら、自身に纏りついたままの無力感である。

引き続き新年の挨拶を控えている身、頂戴した数少ない賀状の中に、
「星見上げ 夢を見る人 見ない人」と直筆された一葉があった。
「東京コピーライターズクラブ」の名誉殿堂入りされた
大先輩からものなのだが、いたく感じ入って、さっそく手元の
「復興支援カード*」の傍にそっと添えさせていただく




















*Remember 3.11「復興支援ポスター配布プロジェクト」
3.11以来いち早く、被災地復興への想いでポスター・カレンダーから
ステッカーまで多彩な復興支援ツール無料で配布し続けている。
iPhone/iPad 壁紙ほか、ポスター・バナーなどのダウンロードも可。
→http://www.graphein.co.jp/earthquake/

(小生は、年頭のご挨拶に代えさせていただくとともに、
本年もまた「寒中見舞い」に使用させていただきます)

◯「こころの日本遺産」新年のご挨拶
http://p.tl/CoZm  (日刊スポーツ・アーカイブ)

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