宮城県大会の3回戦、被災地からセンバツ出場した石巻工が、
東北に0-7で敗れて春夏連続は成らなかった。(柴田町総合運動場
泣いたけど「いい顔している」とは朝刊が報じる見出しで、
白球を追った3年間こそが、かけがえのない宝物である。
2012年3月21日。第84回選抜高校野球大会の開会式。
全国の誰もが涙した、石巻工・阿部
高校野球ファンの心に、永遠に棲み続けるに違いない。
〇選手宣誓全文(nikkansports.com3/
「東日本大震災から1年。日本は復興の真っ最中です。
被災された方々の中で苦しくて心の整理のつかない方、
今も当時のことや亡くなられた方を忘れられず、
悲しみに暮れている方々がたくさんいます。人は誰でも
答えのない悲しみを受け入れることは苦しくて辛いことです。
しかし日本がひとつになり、この苦難を乗り越えることができれば
その先に大きな幸せが待っていると信じています。
だからこそ、日本中に届けます。感動、勇気、そして笑顔。
見せましょう、日本の底力、絆を。われわれ高校球児に
できること。それは全力で戦い抜き、最後まであきらめない
ことです。今、野球ができることに感謝し、
全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います」
(写真は11年3月11日、石巻工のグラウンド付近で撮影)
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