2012/07/23

アーサー・ホーランド2012「日本列島縦断十字架行進」10/ WALK ACROSS JAPAN













倫敦オリンピックの入場行進と時を同じくして
もうひとつの行進が列島を北上している。

というわけで()、アーサーの列島縦断行進に3たび参加した。
軟弱な己に活を入れるため、被災地取材から急きょの合流である。

宮城県柴田町槻木をスタート、国道4号線を9時間余ひたすら北上、
夕暮の仙台市泉区富ヶ谷でフィニッシュ。約37kmの行程を完歩した。
アーサーの歩行スピードはブレることなく時速5km
雨の染み込んだ40kgはあろうかいう十字架を背負って、である。

レスリングや柔道で、五輪はおろか全米チャンピオンに2回輝いた、
"ますらお"だから成せる沖縄から宗谷岬までの列島縦断行進。
五輪などでの栄誉は、すべて脱ぎ去っているのだろう、
"アルキメンデス"よろしく行進中にシームレスで続く会話の応酬は、
すこぶる中身の濃いもので、どれだけ活を得られたことか。

歩くトークライブに共振。酔いしれながら、ふと我に返れば、
汗だくの身に杜の都・仙台の広瀬川を渡る風は心地よく、
あっという間に仙台の中心街を駆け抜けて、泉区に入っている。
瓦礫の中の流浪路からアスファルトへ。靴下ナシの我が素足を包んだ
ナイキ・コルテッツの底面は擦り減って、悲鳴を上げていた。
足指のマメは...37km完歩の勲章?否、アーサーの足元にも及ばない。

☆折しも震災の復興がらみで「東北観光」が叫ばれているご時勢、
たんなる美食・物見遊山だけの観光をするよりも、
瞬時でもアーサーの行進を共有したら、きっと思い出深い夏となる。

アーサーの語録 (ブログより)
生きること、そのこと自体が、芸術なのだ

★行進の様子は、毎日更新されるフェイスブック/ブログを、
行進スケジュール日程は公式サイトをご参照ください。

公式サイト→http://arthur-hollands.com/








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