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道央圏での“マクラ”は、判で押した
ように小樽である。札幌あたりで用を
足そうが、都会チックの街に流浪人
のネグラはない。(お江戸の東京には
百人町、浪速の大阪には釜ヶ崎に
木賃宿があっても、200万都市・札幌
はなぜかない!) それに“アゴ”だって、
一膳メシ屋がなくお呼びでナイのだ。
小樽。肝心の“アシ”は、JR北海道が
誇る、ビジネス/観光の両輪で人気の
高い「快速エアポート」が過不足なく
機能する。小樽から札幌広域エリア、
さらに(私は行ったことないけどw)
新千歳空港まで一直線。ヒコーキも
上空でさぞホクホクしている様子!?
そんな話のマクラで小樽の“マクラ”は、
懐かしの稲穂エリアにする。その昔、
といえど昭和でなく!平成初~中期の
小樽桜行脚で市内のスミズミを駆けずり
巡った頃、お世話になった古宿である。
あ、もの忘れや名前忘れに反比例して
道順だけはなぜかしらん忘れることなく、
女将さんに恭しく迎えられる。内風呂で
大の字ならぬ“姓”の通り小の字になり、
大の字!の寝床で小樽の夜は更けてゆく。
朝まだき小樽駅。シンメトリーの構造、
内地の上野駅にどこか似た佇まいに感傷
を覚える。4番ホーム、♬“北の旅人”の
石原裕次郎に目を遣る。小樽駅の儀式。
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「北海道さくら旅」(北海道新聞社)
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