((☞スマートフォンの場合は、
↓"ウェブバージョンを表示"
からの閲覧を推奨します♪))
日々って、思いどおりにコトが運ばぬ。
日常と非日常の境界もなき一介の流浪人の
股旅だってそう。ま、他愛ない戯れ言は
ともあれ、“アシ”はヨシでも、いくら味蕾
オンチ・流浪の輩でも、“アゴ”を抜きに、
して“マクラ”を忘却してハコダテを迂闊にも
発ったら、往く先々の行路とかでさだめし
罰ゲームのパレードになることが見えている。
そんなデンの“アゴ”であるが、味蕾オンチ
呼ばわりされてきたのを、タナに上げて、
夜の帳が下りはじめたダウンタウンへと急ぐ。
近ごろは、桜の五稜郭界隈が夜の街だが、
函館駅に近い旧き松風町がノスタルジジィの
変わらぬテリトリー。近年、赤マル大人気!
の屋台村「大門横丁」を斜めに見遣って、
とある老舗のBarの開店時間をひたすら待つ。
舶来居酒屋「杉の子」である。当節、稀な
美味カクテル+ハコダテチックな歴史薫る
ボヘミアンな佇まいに惚れて通い四半世紀余。
開店が6時→7時に変わったのをツユ知らず、
5時台から店先の地べたに座り込みオープンを
ひたすら待つ。その昔は最新ワード?で今や
死語たる“デート”(w)での“最長待ち”に比肩
するなが〜い1時間超えである。イマ時の
タイパetcとは無縁のデラシネの産物ナリ(w)。
止まり木のカウンターがいい。ボトルが並ぶ
空間がいい。北海道シンカンセン開業を告げる
道新(北海道新聞)の見開き号外がいい。デンと
貼られた昔日の青函連絡船の大ポスターがいい。
いつだって変わらぬ良き居心地に身を委ねて、
“STOCKのマラスキ~ノ”をノドに放り込んで
カウンター越しにオーナー・レディと静々と
会話を愉しみ始めるも、束の間。傍若無人!な
常連が隣にドカドカ座するやいなや、選挙カー
のごとき超デカ声が止まず…“美味、Grazie!”
と礼を述べて、早々に退散するお上りさん!♫
いつだって地元民には敵わぬ余所モンである。
愛すべき市電にミタビ飛び乗って“どつく”手前、
電停大町から口笛吹いて今宵のアゴ②&マクラの
定食居酒屋&ペンション「大黒亭」へダッシュ。
大通りからポツンと離れた一軒家は、ジモティも
知る人ぞ知るという私的贔屓の店。何を隠そう、
初見は幸運にも⇧Bar「杉の子」の紹介であった。
ハンチングに変えて、高知訛りでもシャベれば
吉田類(画像⑩)に“似てなくもないのかなあ〜”
とは独り言で、独占の弁天町ナイト。函館山やら、
五稜郭タワーお上りさんにならずも(卒業デス)、
ハコダテ・ナイトを十二分に愉しませていただく。
さらに、いつもの洋室は先客アリとかで玄関脇
の和室をあてがわれた...(あ、未体験であるが)
まるで京の奥の間のような設えの果報者である。
............................................................................
関連ブログ:
「夕張への中継地・アゴとマクラの函館」 (2024/2/14)
http://petekobayashi.blogspot.com/2024/02/blog-post.html
フェイスブックでも投稿しています
https://www.facebook.com/petekobayashi
0 件のコメント:
コメントを投稿