桜前線は沿岸部から内陸部へとしずしずと進む。
すっかり出遅れちまった今年の桜詣でだが、
どうせ世間に周回遅れの身、これでよしだ。
桜というからには、佐倉へ行ってみる。
疲れたアタマを冷やすには、ダジャレが一番。
しゃべり言葉の"音"は一緒なので、
地図をいただきに寄った観光案内所で、
「サクラ詣ではサクラから!」...と向けたら
カウンターのご婦人は破顔一笑。
ウキウキして駅前バス停に向かうと
なんと「桜」マークの市章が迎えてくれる。
ナカナカやるじゃないか、佐倉!
ご当地出身の長嶋さんのスマイル顔が浮かぶ。
DIC川村美術館、歴博、佐倉城趾公園と
駆け巡って、ふと路上を見上げれば、
「酒処 桜」の看板が正々堂々と謳っている。
暖簾をくぐりたくも、陽はまだ高く。
20年振りの、よき佐倉詣であった。
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