2013/07/04

1970's at The Ben Jonson, San Francisco ⑧

アメリカ合衆国がバーボン・ウイスキーなら、
お隣のカナダにはカナディアン・ウイスキーがある。
そんな分かりやすい図式のCanadian Whiskyは、
メローでソフト、少なからずファンがいる。

とかくプレミアム嗜好の強い日本では、
「クラウン・ローヤル」が一番人気のようだが、
同じシーグラムの「V.O.」と「C.C.」の呼び名で親しまる
カナディアン・クラブが人気を競っていた。

マンハッタン・カクテルのベースとしても、
ライやバーボンの代わりにカナディアンを好む向きも多く、
ことにC.C.ベースの「C.C. Manhattan」のコールが、
バー・カウンターのステーションに響いていた。

あいにくスクラップしたラベルを消失してしまい、
投稿図版の「5クラウン」で代用するが、
シーグラム社が生産する「7クラウン」は、カナディアンならぬ、
アメリカン・ブレンディッド・ウイスキーの傑作。
まろやかな味が好評で、アメリカ人好みの7アップで割る、
「7&7」(セブン・セブン)が時代の中で輝いていた。













































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