2022/07/28

列島 小景 ①写真の町「東川」

20年以上前だろうか、“写真甲子園”なる

フレーズを耳にして、折々に気になっていた

北の大地・「写真の町」東川を訪ねる。


大雪山の麓のある自然景観の豊かな地に

世界にも類のない!写真を中心とした文化

を町ごと育んで世界に発信してきた町!

近年は移住スポットとしても人気!…と紹介

にも枚挙にいとまない“HIGASHIKAWA”。


そんな道北の地は、オール北海道の桜撮影*で、

SNSの無き90年代後半から00年代にかけて、

全道を駆けずり回って以来の懐かしき訪問だ。


木の薫りに満ちた旭川駅前から飛び乗った

その名もクラシックな旭川電気軌道の

路線バスは、風光明媚な景色を車窓に抱いて

期待値がみるみる上がる。ふと気づけば、

道の駅ひがしかわ「道草館」が目前にある。

(画像8)


道しるべにマップを!と、何はさておき、

館内インフォメーションに直行、盛り沢山の

情報をインプット、写真の町を歩き出す。

“写真文化首都”を標榜するだけに、町並から

街路樹から、路上から写真の匂いが零れる。


随一のイベント「国際写真フェスティバル」

(7/30.31)は日程調整つかず前倒しとなり、

お目当ての野外展示も限定的ではあったが、

「文化ギャラリー」のラトビア展を堪能。

写真の街道を行きつ戻りつ、90分ほどの

滞留ながら、一日過ごした気分の東川だった。



































































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アクセス:

旭川空港から車で約10分

旭川駅からバスで約30分


道の駅ひがしかわ「道草館」

(東川町観光インフォメーション)

0166-68-4777

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2022/07/25

長すぎる11年余り…そして、この先は?③双葉

東電フクイチ原発の事故で、唯一、

今だに全住民が避難を続ける双葉町。


このほど「特定復興再生拠点区域」の

避難指示が、8月30日未明に解除される。

対象は双葉駅周辺エリア、町人口の

6割/1,774世帯3,349人が対象という。


復興庁の調査では「帰還を希望する

町民は1割ほど、判断がつかない人は

2~3割、戻らない人は6割に達する」

と直近の報道は伝えているのだが、

この数字に誰が驚きの声をあげよう。


長らく住民の集団避難(埼玉県加須市)、

を余儀なくされ、国費でようやく除染と

インフラが整備。重い腰のお上から、

「さあ、どうぞお戻りください!」と

言われて、期待と不安がないまぜだろう。














































































*画像撮影日:2022年4月上旬


関連投稿:https://bit.ly/3cgFo5q


◎公共アクセス

上野双葉(常磐線利用)

(普通)約5時間25分

(特急)約3時間10分

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2022/07/22

甲子園…シンブンガミにみる地方大会の幸

夏の甲子園は、もう始まっている。

そう、聖地をめざして!列島の北から南で

繰り広げられる地方予選が佳境である。


3年目の夏となるCovid-19の足かせで

毎朝のシンブンガミの高校野球面は、

随一、甲子園への貴重なステージなのだ。


今どきは、TVでバーチャル高校野球なる

ライブ中継も見られる。が、シンブンガミの

活字の躍動感とリアリティーにはほど遠い。

コンビニの珈琲一杯半分ほどの新聞代で

北北海道から沖縄までの全都道府県の校名を

なぞって列島を一周できる余録がうれしい。


47都道府県はすでに何度か踏破している輩、

贔屓の校名を見つけるや、青・赤の色鉛筆で

✓を入れて、校庭のグラウンドから地元の

喜怒を瞼に描いたり…想像の羽を伸ばせる幸。


中でも囲みの「北から南から」に目を離せない。

一例として、2013年夏、オール・地元球児で

甲子園初出場、勇躍した青森・聖愛高校

(現・弘前学院聖愛)をベンチ裏で応援して以来、

秘かにエール*を送るも、準決勝で伝統校に

惜しくもサヨナラを喫したコラム(画像・左上)。

(*関連投稿 「男の子、投げ、打つ、駆ける」13/8/12)

http://petekobayashi.blogspot.com/2013/08/4.html


そんな中、ふとバーチャル中継に目を遣ると、

母校の逆転サヨナラ勝利がボーッと映っている。

珍しくも初のベスト8が架かっていたので、

梅雨空をぬってスタコラ球場に駆けつけよう

と思ってはいたが、引き籠もりの幸かな。


そうそう、“囲み”下に岸田総理が球児だった

開成高校をコールドで下した件もあったり、

思わぬこぼれ話が聞けたりすることも楽しい。




































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2022/07/17

\万博までに英語を話そう!カムカム エヴリバディ/

♪ヒタヒタヒタ♪・・・ふと気がつけば、

そうそう、大阪・関西万博まで1,000日!

3年後の今ごろはイベントも佳境でしょう。


Designing Future Society for Our Lives

(いのち輝く未来社会のデザイン)をテーマに

2025年4月13日(日)~10月13日(祝)の間、

開催される万博がカクジツに近づいている。


さあ、今から英会話モードをギアアップ!

と思われたら、ぜひお気軽にご連絡ください。

誰も教えていないラクチン㊙アメリカ英語を

目から鱗で懇切丁寧にコーチングいたします。


英語で夢を見るのも夢じゃない


一年は一瞬、英語は一生


★企業・グループ・個人etc

「英会話レッスン」承り中!

petekobayashi@gmail.com


★Blog:Pete's Eye

「A会話レッスン」全投稿 

"You Live and Learn" 

http://goo.gl/f0asoc


2025年大阪・関西万博PR動画<英語版>

https://www.youtube.com/watch?v=M7swbQfonNk


大阪パビリオンPR動画<英語版>

https://www.youtube.com/watch?v=Tg6YeVNLO6g












★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★























































PeteS.

ちょうど1,000日前の7/18(祝)には、

スカイツリー、USJ、千日前!etcなどで

盛り沢山のイベントが実施されます。

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2022/07/14

ある小さなポスターと朝日広告賞

宵の口、路地の飲み屋に貼られた

小さなポスターにふと目が留まった。

ガラス越しに賑わいが聞こえる。


スポーツジムからの帰り路にでも、

ノドでも潤してみようかなあ。

そんな気分で写メしておいたら…。


先の休日の朝、ふと新聞を開くと、

この新聞バージョンが朝日広告賞の

なんと“最高賞”に選ばれている。

(2021年度/第70回広告主参加の部)


スマートフォンの写真は溜まる一方、

折に消しているのだが、たまさか

残っていたのは何かの符丁だろうか。


いま、小ポスターを新聞広告(画像3)と

比べてみると、現場での臨場感を

差し引いても前者の方が圧倒的にいい。


ポスターと新聞では広告の土俵が違う、

で片付けられない、能書きを排した

磁力がポスターには横溢しているのだ。


ともあれ、時代を見事に切り取って

一条の光をさす広告に拍手を送りたい。




















































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2022/07/09

長すぎる11年余り…そして、この先は?②世の森

東京ドームの約181個分に及ぶという

帰宅困難区域で、住民が寝泊まりしながら

帰還の準備を進められる「準備宿泊」の

対象地域となった富岡町・世の森地区。


が、葛尾村、大熊町、双葉町など浜通りの

他エリアと同じく準備宿泊を希望する

世帯・人数はごく僅か…と報道は伝える。


「ゴーストタウンのようで寂しい限り!」

と見学に訪れる住民は口を揃えて言う。

災禍から11年、バリケードが撤去されても、

人心のフタはカサブタの如く剥がれない。


かつては多くの商店や住宅が建っていた地が

賑わうのは年に一度の「桜まつり」だけ。

残りの360日近くは、コンビニエンスストア

さえもない、まさに無人の町のままなのだ。


「ゲームセンター 理想郷」なる店名の

哀切と痛切。シクシクと身体が刺される。














































































*画像撮影日:2022年4月12日


関連投稿:https://bit.ly/3nVV2pt


◎公共アクセス

上野世の森(常磐線利用)

(普通)約5時間15分

(特急)約3時間+富岡で乗換


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