2018/12/31

New Year’s Eve!そして"平成最後"の元旦ですかね?

「平成最後の~」枕コトバが薄気味悪いほど/食傷するほど
付きまくって、平成30年なる2018年が往こうとしている。

20世紀・昭和生まれ(明治・大正ではないw)の輩にとって、
「平成」なる元号に馴染めないまま付き合ってきつつ、
阪神淡路大震災(1995)~世紀が変わるミレニアム前後から
西暦○○〇〇年が我が心を占拠するようになって久しい。
(その証左に東日本大震災の2011年は元号ではピンと来ず)

年号は害も罪もないが、世事はよく言えば“和洋折衷”、
でなければ、いわばご都合主義の“ダブル・スタンダード”
事例は別の機会にで、これは外から見ればまことに不可解、
かつ得体の知れぬ(=Inscrutable)なニッポンの景色である。

それはそうと、Japanese Era/和暦派にもA.D./西暦派にも、
計ったように等しく、時はあっという間に過ぎゆく。
というデンで「Bonjour 50's」連載の「マナー英会話」
New Year's Eve スペシャル「Time Flies」を転載します。


「ピート小林のマナー英会話 」@ボンジュール50's
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((バックナンバーをすべてご覧いただけます=無料))


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2018/12/29

—「帰りたい」「帰れない」「帰る・帰らない」—浪江

...と題され上演された「浪江まち物語コンサート」。
あれから1年、気がかりだった福島・浜通りの浪江町に、
ようやく今年、春・夏・秋・冬の季節ごとに訪ねる。

5指にも満たない、かつわずかな滞留という往来だが、
人口21,000人のうち、およそ2%余ほどの住民しか
戻らない浪江町は、今もって、置き去りにされたまま。

写真は、大晦日でも、正月でも、お盆でもない。

スーパーマーケットや、病院さえも、ない。
駅から3〜4kmてんでに歩こうが、歩行者ひとりとて
会わない。人間といえば常磐線・浪江駅の掛員と
唯一「仮設のマルシェ」で働く少数のかた、
まれにスッと走るパトカーの警察官だけである。

どこであろうと、赤の他人と口をきくタチの私は、
浪江で見かけて口を開いたヒトは、遠路ロンドンから
流離って海を見に来た、という若者カップルだった。
(画像⑦)

折しも、新聞全国紙(朝日3面)にて震災直後から続く
633回ものロングラン連載『てんでんこ』で
浪江を扱った「遺言」と題された12回シリーズが
本日12/29で”了”。浪江・前町長の密着取材は、
浪江の悲哀を「羨望と失望」の見出しで締めている。

来し方、浪江の行く末を案ぜずに年は明けない。











































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2018/12/25

12/24投稿・補((「いいちこ」ポスター@Merry Christmas))

Christmasの宵、昨24日の投稿のうち、画像が後半で
埋もれてしまったポスターを一点投稿します(再)。

(12/24付:そんな中、今年、最も眼を射ったXmas光景は、
駅で見た広告ポスターだった。浜辺、ボード、ミニツリー、
そして「静かな祈りの夜がくる。」と印されていた)

1979年に初お目見得、“下町のナポレオン”の愛称で
親しまれてきたご存知!麦焼酎「いいちこ」。
季節の風物誌であり、最長ロングラン(?)とされる
「いいちこ」駅貼り広告ポスター(B倍サイズ)は、
いつも足早に通り過ぎるが、年の瀬の一瞬、留まった。

久之浜(福島・浜通り)、茅ヶ崎(湘南)、今井浜(伊豆)、
雨晴(能登)、はたまた遠い海外の冬ビーチ…かしらん?
想いを巡らそうとする矢先、ボード+ミニ・ツリー&
“Merry Christmas”が奏でるように目頭に飛び込み、
「静かな祈りの夜がくる」と印された文字が胸を打つ。

「静かな祈りの夜」が今宵、日本列島の津々浦々に
あまねく訪れますように。付け加えるならば、
この下僕もが、いま最も必要としている言葉である。


(*歩き撮りのため画像の乱れをご容赦ください)
◎「いいちこ」のサイトでこの画像をはじめ、
1984年来のすべての広告ポスターが閲覧できます。

→https://www.iichiko.co.jp/design/poster/
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2018/12/24

麗しのXmasと柳美里の「フルハウス」@南相馬市小高

草刈りのボランティア労働で2014年に訪ねて以来、
南相馬の小高にはたびたび足を運んでいる。

あの日から4年余り、常磐線も間引きながらも復旧、
駅舎と周辺のXmasオーナメントに胸が熱くなる。
2016年春に避難指示解除になるも、帰還した住民は
わずか2割余…という小高の地を灯す光なのだ。

そんな小高に移住した小説家・劇作家の柳 美里が、
自宅にオープンした書店「フルハウス」)を寸時見たく
訪ねるも、半ばブルーシートで閉ざされている!
慌てて「Google」センセに訊けば「週末休業」ときた。

事前に調べたりせず、出た目で動くだけの性分、
スゴスゴと駅に戻る輩に、小高のXmasの灯りは温かく、
「また戻って来てね」と言っているようだった。

都会のきらびやかなXmasシーンに呼応できなくなって
久しいが、今年はいっそう冷たく瞼に映るのだ。



(↑セピア画像:2014年6月に撮影したのもの)
ブログ:goo.gl/EBSZ5N 






☆そんな中、ことし一番、眼を射ったXmas光景は、
駅で見た広告ポスターだった。浜辺、ボード、ミニツリー、
そして「静かな祈りの夜がくる。」と印されていた。


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2018/12/22

★「成増Christmas Festival 2018」12/24・先客万来(入場無料)

クロスの十字架とステンドグラスが目を奪う!
「磯崎新アトリエ」設計(1989)による
@The Grace Square Chapel 成増教会(200席)で
催されるXmasフェスティバルのご案内です♬

♬ゲスト・ミュージシャンは、あの小坂 忠。
1975年にリリース、和製R&Bのバイブル的な名盤
『HORO』がいま時を超え注目されています。

★そして、トークはアーサー・ホーランド。
カリスマ性溢れるマシンガントークは聴衆を魅了、
メディア出演も多く多くのフォロワーを持つ。

毎年、この夜を楽しみにされている方も多く、
今年も遠来から多くの方がたをお迎えして、
きっときっと素敵なクリスマスになるでしょう。

♬成増クリスマス・コンサート&トークショー
★12月24日(祝/月)18時~20時+(入場無料)
((満席が予想されますのでお早めにどうぞ♬))
*終了後、ビュッフェ軽食が用意されます。
http://www.narimasu-church.org







・小坂 忠 オフィシャルサイト
 https://www.chu-kosaka.com



・アーサー・ホーランド公式サイト
 https://arthur-hollands.com




*途中から外灯の少ない住宅地となるので、
どうぞお気をつけてお越しください。↓目印

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2018/12/19

“立ち上がっていく”ための表現と手法としての「窓」

師走の夕暮れ、仙台・市街地のビル内で
展示されている『とある窓』展に足を運ぶ。

~以下、展の「ごあいさつ」から抜粋~

——震災と原発事故という大きな災厄の渦中に
いた/いる人びとが、その体験を抱えながらも
それぞれの営みを編んでいくとき、そこには
「自分と異なる境遇にある他者とどう関わるか」
「傷ついた心身とどう付き合い、癒していくか」
「断ち切れてしまった時間軸をどうつなぎ直すか」
……人びとが生涯のなかで必ず向きあうであろう
問いに対する手探りの工夫や、またとない技術が
生まれています……岩手、宮城、福島の沿岸部を
横断的に旅する……この展示空間に持ち寄り–––

■青森・八戸から千葉・旭まで東日本大震災の
災禍を被った太平洋沿岸の市町村ほとんどを
訪ね及んだ身にとって、「窓」は眼差しの袂に
ありつゝも、他者と己の営みを遮断するのに
いつだってどこにいても分かち難い存在である。

それは“しもやけ”のごとく、“かさぶた”のごとく
私の心の襞に絆創膏のように纏わり付いている。






@東北リサーチとアートセンター(TRAC)
立ち上がりの技術 vol.03
展覧会『とある窓』(入場無料)
〜12/24(祝・月)まで・13:00〜20:00
(問) 022-397-7256
仙台市営地下鉄東西線大町西公園駅東1出口徒歩1分
『美術手帖』
https://bijutsutecho.com/exhibitions/3000
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2018/12/13

Xmas Special w/Brooks Bros.「Ame語@H&H自由が丘」12/16・23(Sun)

この秋スタートの「Ame語@H&H自由が丘」から
“Xmas Special w/ Brooks Brothers”のご案内です。

①16日のトピック・リードは「Help + Save 」。
この季節、地球上でいちばん耳にする温かい言葉、
その使いかたをご一緒にシェアしましょう。

続くメインは“Xmas Special with Brooks Bros.”
Ame語トレーナー・ピート小林が勤務した
米国本土のブルックス・ブラザーズのCatalog*を
ひもといてファッションAme語をコーチング♪
(*1960~80年代・貴重なレア・アイテムです)

②23日のリードは「Support+Assist+Aid…」。
メインはBrooksに近しい“Preppy”スタイル
あの『PREPPY HANDBOOK』と楽しむ趣向です♪

オシャレな「H&H」Collectionルームに展示の
素敵なXmasグッズの数々に目を泳がせて、
さあ、2018年のChristmasスペシャル英会話を!

Brooks Brothers@H&H自由が丘






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「Ame語@H&H自由が丘」
“Xmas Special”
12/16&23(Sunday):15:00~16:30
レッスン料・¥3,000 (含・テキスト代)
事前予約制
メール ☞ h-and-h@jade.dti.ne.jp
電話 ☞ 03-5726-8961
スペースの関係でお早めのご予約をお薦めします
アクセス・マップはFlyer(画像⑨)をご参照ください



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2018/12/11

ハリストス正教会とマンガッタン・ミュージアム@石卷

あのMANGATTAN MUSEUM「石ノ森萬画館」と
並んで、石卷市の中州にある建造物の中で、
奇跡的に津波から残った「石卷ハリストス正教会」。
このほど復元と聞き及び、女川から駆け付ける。

市の文化財である木造のハリストス正教会と
宇宙船のようなフォルムの萬画館とのコントラストは、
震災前もそうだったが、すこぶる「石卷」的で、
他に何も無い更地!だけに書き割りセットのようだ。

時間の猶予なく、駅へのダッシュ中に振り向けば、
NYのマンハッタンならぬマンガッタンのミュージアムは、
NYのハドソン川ならぬ東北の北上川の畔に、
初冬の強く鈍い光の中でひときわ存在感を放っている。

中州のシンボル的存在の「自由の女神」像が
半身不随ながらも残されていた石卷・マンガッタン島。
それも3年前に撤去され、今や飛び地のような
中州アイランドの行く末が気になるばかりである。





石卷アートはエリアの宝だ。探訪未満〜歩きながら。


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