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~~( 近過去 )~~
*同時取材の能登半島地震、追って投稿します
(⇧*4/6&4/7付投稿:大遅刻ご容赦ください)
http://petekobayashi.blogspot.com/2024/04/in.html
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季節柄、桜トピック*を先行して上げたが、
追っかけ、半島地震の現地取材レポートである。
((氷見から路線バスで七尾入りするには、
「脇」という名の小漁村で乗り変える。
ロープとバス停と電柱に身をよじらせて
座り込んでいた輩を、何と90分遅れで
やってきたバスが私を拾ってくれて、
かつ乗り継ぎバスが流浪の旅人を待って
いてくださる。たゞ感謝するのみである))
▶列島各地で路線バスの縮小が叫ばれる中、
こうした営みのひとコマも印しておきたい。
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能登半島のほぼ中央に位置する七尾市。
加越能バス・北鉄能登バスの路線バスを
乗り継いで90分、七尾駅前に辿り着く。
ハーナビに頼って、600年以上の歴史があり、
寄棟造りの町屋が多く残る“一本杉通り”へ。
目を覆う惨状。ジグザクに歩き始めるも
容易に前へ進めない。滞留する撮影取材は
最小限に留めて左へ右へと折れるうちに、
方向を失いそうになる。モバイルフォンも
掌にあるナントカ・マップも使わぬ輩。
横道から脇道へ、そして脇道から小径へと
ジグザクに行きつ戻りつ、踵を返すと―
おや、草臥れた靴先が逆方向を指している。
そういえば、大相撲・第54代横綱・輪島は
能登半島・七尾の出身である。黄金の左下手で
ライバルの北の湖と昭和40(1965)年代~に
あの「輪湖時代」を築いた力士で、何を隠そう、
遠くは紙相撲でトントン遊び、街頭ラジオや
テレビに齧り付き応援していた小童は、なぜか
怪力・輪島のファンだった。胸のすく取り口
に虜になり手が痛いほど叩いた日を忘れ得ない。
---そんな夢想を大通りを渡りながらトートツ
に想い浮かべ重い足を引きずり見上げると、
何と一台のクルマが倒壊した家屋の下敷きに。
嗚呼...無数の焼け焦げたクルマが折り重なって
放置された光景は「東日本大震災」の各地で
目撃してきたが、ナンバープレートを覗かせ、
オーナーを連想させるペシャンコになった
クルマの姿は、生々しすぎて我が花眼も霞む。
クルマ好きだった、あの怪力士・輪島が
もしやいればなあ!と......ひとり妄想する。
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