2024/05/27

七尾①...あの怪力士!横綱・輪島がいればなあ

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            ~~( 近過去 )~~


*同時取材の能登半島地震、追って投稿します

(⇧*4/6&4/7付投稿:大遅刻ご容赦ください)

http://petekobayashi.blogspot.com/2024/04/in.html

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季節柄、桜トピック*を先行して上げたが、

追っかけ、半島地震の現地取材レポートである。


((氷見から路線バスで七尾入りするには、

「脇」という名の小漁村で乗り変える。

ロープとバス停と電柱に身をよじらせて

座り込んでいた輩を、何と90分遅れで

やってきたバスが私を拾ってくれて、

かつ乗り継ぎバスが流浪の旅人を待って

いてくださる。たゞ感謝するのみである))


▶列島各地で路線バスの縮小が叫ばれる中、

こうした営みのひとコマも印しておきたい。


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能登半島のほぼ中央に位置する七尾市。

加越能バス・北鉄能登バスの路線バスを

乗り継いで90分、七尾駅前に辿り着く。

ハーナビに頼って、600年以上の歴史があり、

寄棟造りの町屋が多く残る“一本杉通り”へ。


目を覆う惨状。ジグザクに歩き始めるも

容易に前へ進めない。滞留する撮影取材は

最小限に留めて左へ右へと折れるうちに、

方向を失いそうになる。モバイルフォンも

掌にあるナントカ・マップも使わぬ輩。

横道から脇道へ、そして脇道から小径へと

ジグザクに行きつ戻りつ、踵を返すと―

おや、草臥れた靴先が逆方向を指している。


そういえば、大相撲・第54代横綱・輪島は

能登半島・七尾の出身である。黄金の左下手で

ライバルの北の湖と昭和40(1965)年代~に

あの「輪湖時代」を築いた力士で、何を隠そう、

遠くは紙相撲でトントン遊び、街頭ラジオや

テレビに齧り付き応援していた小童は、なぜか

怪力・輪島のファンだった。胸のすく取り口

に虜になり手が痛いほど叩いた日を忘れ得ない。


---そんな夢想を大通りを渡りながらトートツ

に想い浮かべ重い足を引きずり見上げると、

何と一台のクルマが倒壊した家屋の下敷きに。

嗚呼...無数の焼け焦げたクルマが折り重なって

放置された光景は「東日本大震災」の各地で

目撃してきたが、ナンバープレートを覗かせ、

オーナーを連想させるペシャンコになった

クルマの姿は、生々しすぎて我が花眼も霞む。


クルマ好きだった、あの怪力士・輪島が

もしやいればなあ!と......ひとり妄想する。
















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