2024/01/02

磯崎新・建築巡礼 in 九州 Final ⑤西日本総合展示場・北九州国際会議場

((このミニ・ルポは2022年12月28日に

逝去された磯崎新氏の1周忌にあたって、

追悼の念で綴らせていただくものです))


駆け足で行脚した磯崎新・建築巡礼 in 九州も

いよいよフィナーレ。お目当ての2建築は、

JR小倉駅にほど近いウォーターフロントに建つ

西日本総合展示場と北九州国際会議場である。


前日の夕方にダブル訪問を見込んでいたのだが、

北九州文学館ほかと北九州美術館への往来に

日長1日を費やして、小倉駅に戻ると夜の帳が

下りている。吉田類でもないのに我が十八番

の酒場探訪ではない!肩を落としてトボトボと

向かった先は、小倉が誇る歓楽街にあらず...

東に人知れずUターン。関門海峡の向こう側は

秘密の定宿カプセルがある軍港・下関である。


朝イチ、今度は西にターン。水中のターンは

イマイチだが陸のターンはお手のもの。それに

下関人のメイン生活圏は海峡を越えた北九州。

好きな門司で降りたい欲望をぐっと抑えながら、

小雨けぶるブルブル寒さの中、小倉へ再出動。


早朝のため外観のみの展観。帆船のマストの

ようなシルエットの吊り橋の構造が美しい

西日本総合展示場。古代遺跡のような巨柱で

ギリシャ神殿を思わせる北九州国際会議場。

内部を見られなかったのは残念ながらも、

次に訪問する機会への“おこぼれ”としよう。


駅の時計は8時を指している。一路、江戸へ。

“再春81きっぱー”の身、今夜半ごろまでに

大阪あたりまで届いてくれたら御の字である。


ちなみに旧・小倉市と北米・ワシントン州の

タコマ市は、1959年以来の姉妹都市であり、

トーテムポール像が寄贈され設置されている。


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(December 11, 2023)

西日本総合展示場

北九州国際会議場










































































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