2015年から代行バスの終結点だった浪江。
2020年に待望久しい常磐線が全線開通。
長らくお世話になった代行バスを見納めて、
早くも3年の時を近く刻もうとしている。
常磐線・浪江駅。乗客は一向に増えず、
無人駅と化して3年が流れようとしている。
駅前の無人の景色はずっと変わらない。
駅前ひろばの向こう側、浪江が生んだ
作曲家・佐々木俊一の譜碑に立って
定番ソング♪高原の駅よさようなら♪に
耳を澄ませる。私の儀式も変わらない。
駅前の閉鎖中のクラブビルも変わらない。
資材が置かれたままなのも変わっていない。
わずか、在ったはずの家屋が解体され、
門扉だけが残っているのが寂寥をそそる。
○震災前の人口が2万人超だった浪江町。
避難先から帰還した人は2,000人弱という。
浪江に春が来る日は、いつだろうか?
□上野―浪江(常磐線利用)
(普通)約5時間30分
(特急)約3時間15分
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