昭和の時代、こんなフレーズが口づさまれたのですが、
(1973/昭和48年の全国交通安全運動の標語でした)
西九州新幹線の武雄温泉↔長崎の区間が本日開業した。
計画当初の1985年時のルートでは佐世保市の早岐を
経由するルートであったが、複雑な経緯・変遷を経て、
諫早ルートで出発進行。この半世紀の間、報じられ
てきた長崎県と佐賀県の思惑をよそに、在来線特急と
のリレー方式で、現行・特急かもめよりも30分ほど
短縮されて最短1時間20分で博多↔長崎を結ぶという。
1964年の東京五輪直前に開業した東海道新幹線以来、
ほとんどシンカンセンに縁がない下僕のやっかみを
置いておいて、どれほどの方々が長崎新幹線の恩恵に
預かれるのだろうか。否、それ以上の方々の生活と
移動の足が奪われる!と想像するだけでも胸が痛む。
忘れ難いのは、東北新幹線(1982年)、長野新幹線
(1997年)の開業でルートからはじかれた黒磯(栃木)、
小諸(長野)が被った同様の憂き目。“我田引鉄”と
揶揄される如く政治的な思惑で梯子を外されたのは
明白で今回も同様のテツ––––歴史は繰り返される。
さて、自身、この夏の九州行で長崎詣を予定するも、
思わぬ出来事で棚上げの憂き目に。遠くない内の
リターンマッチでは、博多–平戸–松浦–佐世保ルート
で長崎入りしたい。言うまでもなく在来線である。
*(画像6)
これがホントに普通列車!?と思わせるほど、
シートさえ快適な車内。これ以外、何を望もう。
(出典:国土交通省)
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