台風14号の接近に伴う鉄道運休のメディア報道は、
在所でないと九州新幹線をはじめ新幹線のみで、
在来線の状況は、ネット接触をしないと判らない。
新幹線を鉄道のアイコンにして久しいこの国だが、
(ワタシを含め)ほとんどの人は新幹線に縁が無く、
在来線が生活・移動の足という現実が棚上げされる。
2016年4月の熊本地震から4年余の不通期間を経て、
20年8月に復旧したJR豊肥本線もその一例だろう。
豪華クルーズトレイン「ななつ星in九州」や、
九州横断特急「あそぼーい」が阿蘇カルデラ帯を
周遊する九州屈指の観光路線でファンも多いが、
ローカル列車を愛する下僕はまるでお呼びでない。
復旧後、はじめて乗り込む宮地駅から立野駅の
三段スイッチバックまでの雄大な車窓景色を堪能、
熊本までの在来線ならではの旅路が沁み入った。
そして、23年夏の全線開通を予定する第三セクター
「南阿蘇鉄道」立野~中松間の復旧が待ち遠しい。
((言い訳を承知の上だが、Covid-19以来の2年余、
豊肥本線ならずも九州はご無沙汰の輩にて、深謝))
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