2022/07/14

ある小さなポスターと朝日広告賞

宵の口、路地の飲み屋に貼られた

小さなポスターにふと目が留まった。

ガラス越しに賑わいが聞こえる。


スポーツジムからの帰り路にでも、

ノドでも潤してみようかなあ。

そんな気分で写メしておいたら…。


先の休日の朝、ふと新聞を開くと、

この新聞バージョンが朝日広告賞の

なんと“最高賞”に選ばれている。

(2021年度/第70回広告主参加の部)


スマートフォンの写真は溜まる一方、

折に消しているのだが、たまさか

残っていたのは何かの符丁だろうか。


いま、小ポスターを新聞広告(画像3)と

比べてみると、現場での臨場感を

差し引いても前者の方が圧倒的にいい。


ポスターと新聞では広告の土俵が違う、

で片付けられない、能書きを排した

磁力がポスターには横溢しているのだ。


ともあれ、時代を見事に切り取って

一条の光をさす広告に拍手を送りたい。




















































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