宵の口、路地の飲み屋に貼られた
小さなポスターにふと目が留まった。
ガラス越しに賑わいが聞こえる。
スポーツジムからの帰り路にでも、
ノドでも潤してみようかなあ。
そんな気分で写メしておいたら…。
先の休日の朝、ふと新聞を開くと、
この新聞バージョンが朝日広告賞の
なんと“最高賞”に選ばれている。
(2021年度/第70回広告主参加の部)
スマートフォンの写真は溜まる一方、
折に消しているのだが、たまさか
残っていたのは何かの符丁だろうか。
いま、小ポスターを新聞広告(画像3)と
比べてみると、現場での臨場感を
差し引いても前者の方が圧倒的にいい。
ポスターと新聞では広告の土俵が違う、
で片付けられない、能書きを排した
磁力がポスターには横溢しているのだ。
ともあれ、時代を見事に切り取って
一条の光をさす広告に拍手を送りたい。
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