2021/11/05

⑧双葉に「天のつぶ」と案山子が戻る日は?

福島第一原発の北西4kmに位置、

20年9月に大震災・原子力災害伝承館が

オープンして復興拠点となりながら、

全住民の避難が今も続く福島県の双葉町。


その福島・浜通りエリアの耕作地が

気になり常磐線をトンビのように行き来、

目を皿のようにして探しまくった。


背中を押したのは「放射能検査のために

11年振りに試験栽培された稲刈りが

行われた」のニュースに接したからだ。


…末続、広野、Jヴィレッジ、木戸、龍田、

富岡、夜ノ森、大野、双葉、浪江、桃内…

の駅が連なる、いわゆる“浜通り”エリア。


ポケット時刻表とにらめっこした結果、

鈍行日帰り旅(上野~双葉:5時間余)では

せいぜい2往復が限界。ダイヤの関係で

末続、桃内の駅での寸時の下車が精一杯。


よって、降車ドアにピッタリ張り付いての

ガラス越しの探訪であって、さらには、

田植えと稲刈りほどしか見分けもつかぬ

ズブの素人。悲しいかな、耕作放棄地と

営農地の判別などはつくはずもない。

無音のシャッターが無様な“しろそこひ”

眼の前で虚ろにエンドレスに空を切った。


案山子的戦利品は、唯一発見の鷹カイト。

末続駅から100歩ほどの耕作放棄した

かのような畑の向こう、まるで盗み人を

せせら笑うかのごとく威光で揺れていた。


補:グーグル・センセに尋ねてみると、

試験栽培の米は、その名もうるわしき

「天のつぶ」という福島県産の銘柄米。

2025年の営農再開にエールを送ろう。


さて、きょう11月5日は「世界津波の日」。






 



































































































『カカシバイブル』(東京書籍・2009年) 

全国の案山子、161体が載っています


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「ピート小林と歩くこころの日本遺産 案山子」

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