気候変動で季節がさらに前倒しになり、
早生どころか中生の稲作の収穫も早まって
秋の風物詩・稲刈りも晩夏~初秋に
シフト!たわわに実る稲の姿はいずこに?
甲斐の国。ぶどう狩りならぬ案山子狩りは、
車窓から四方八方へのキョロキョロのみ。
“犬の卒倒”(ワンパターン)の暗中模索である。
笹子トンネル隧道の手前、案山子チックな
護衛兵が遠く覗ける。すわっ、甲斐大和から
戻るや、抜き足・差し足・忍び足で畑に。
家人の姿は窺えず、黙礼して地を後にする。
空きっ腹への褒美はイメージ上の笹団子。
(画像①②③)
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高原列車の名で人気のローカル鉄道・小海線。
“日本で一番海から遠い駅”としてスポット
を浴びる「海瀬」からほど近い畑に、夏倒れ
寸前の姿でよろめき立つ案山子がいてる!
列車交換時の上り・下りの乗り換えは、ま、
お手のものだが、実行すると帰路を失い野宿と
なる身、車窓からシャッターを押し続けた。
どうやら屹立する案山子よりも、よろめき
朽ち倒れる前の一体が放つオーラに感じ入る。
もしや「倚りかからず」で知られる女流詩人・
茨木のり子の感化が案山子的な身上にある?
(画像④⑤⑥)
*アーカイブ:2014年6月「茨木のり子展」@世田谷文学館
http://petekobayashi.blogspot.com/2014/06/blog-post_23.html
http://petekobayashi.blogspot.com/2014/06/blog-post_9.html
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『カカシバイブル』(東京書籍・2009年)
全国の案山子、161体が載っています
★もっと見る!☞ https://bit.ly/3FpFstS
「ピート小林と歩くこころの日本遺産 案山子」
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