2021/10/17

⑤案山子まで追い払う!シロモノとは?

2021年秋、にわかに出現。我が眼を

射った案山子(鳥獣除けのシロモノ)は、

人工の目ン玉も驚いた飛翔物体だ。


鳥に模した凧やドローンではなかろう。

鳥に疎い輩でも、コウモリでもなく、

カラスやトンビでもないことは分かる。

もしやタカ(鷹)かワシ(鷲)だろうか?

令和のUFO?未確認飛行物体かしらん?


そんなビッグバード?大群が飛び交う、

八ヶ岳山麓の田んぼへUターンする。

降り立ったのは松原湖なる無人駅だ。


近くの畑で作業する方に尋ねてみると、

「鳥が恐れて寄りつかない」と仰る。

反射テープ、目玉風船、爆音装置……

進化する"鳥脅し"の仕掛けを一掃する

決定版の襲来?あの“へのへのもへじ”

案山子さえ追い払われ一体だにいない。


*試みに、米どころ越後に本社がある

HCのサイトは「鳥追いカイト鷹」なる

名を付けてベラボーな高値でズラリ。

人の身代わりとなり田を護る案山子は、

古着etcを再利用してつくるものでなく、

カネで買う高額モノになってきている。


ふと『じゅうぶん豊かで貧しい社会』

の翻訳本が世に出て、時代の行く末に

警鐘が鳴らされて...何年になろうか。




























































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『カカシバイブル』(東京書籍・2009年) 

全国の案山子、161体が載っています


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「ピート小林と歩くこころの日本遺産 案山子」

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