「米内浄水場」のシダレザクラ群へは10年振りとなる。
三陸・宮古への道すがら、JR山田線がお膝元の上米内駅に
停まる度に、夏、秋、冬の間、窓から身を乗り出して、
桜の春を瞼に描いた、盛岡郊外きっての桜スポットである。
陽春の午後、33本もの「ヤエベニシダレヒガン群」は、
この上もない圧巻の姿で疲弊?の旅人をもてなしてくれる。
国の登録有形文化財であり盛岡きっての浄水場だけに
「景観重要樹木」と印された看板もすがすがしく目に入る。
場内の路上で大の字になって、うたた寝を貪ろうとするや、
おや、上り列車が不通!との報が我が耳に飛び込む。
「行きはよいよい、帰りは…」である。鉄道には抗えず、
カーブが続く山道を歩き通して、すんでのところで
手を上げてセーフ、ローカル・ガタゴトバスに飛び乗った。
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