3.11を前にして、1通のうれしい案内状が届いた。
送り主は、宮城県石巻市の「スポーツショップ」である。
2011年10月、お店の前を通りかかった時に、
乗っていた自転車が店の前でこけた縁で、
呼び寄せられるように店内の中に招き入れられて、
その上、茶菓までご馳走になったご縁である。
石巻・南浜のご自宅を流失されたどころか、
お店も津波をもろとも被り、仮設の住まいに身を寄せながら、
営業しつつ再建を計ってこられたご夫妻。
文面にはみじんも感じさせない数々のご苦労を越えて、
アッというスピードで復興開店されたことに、
遠くから復興を見守ってきた、しがない人間ながらも、
心からともにお喜びを分かち合いたいと思う。
「〜〜津波を憎むのでなく、この地球で人と自然が共存する
幸せと安らぎが、この町から生まれる事を願って
石巻の復興の歩みの一助といたします」と文末が結ぶように、
お店が地域の希望の灯台になることを信じてやまない。
「スポーツショップ」とご夫妻の上に、
どうか豊かな恵みが降り注がれますように。
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