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2025年の来年に通うこと30年になる、
数えて29年目の訪問、桜の弘前である。
――このほど弘前市(青森県)によると、
「弘前さくらまつり2024年」の人出が
推計245万人との発表が報道にあった。
(会期:4/12~5/5・歴代最長の24日間)
「弘前さくらまつり2024」(5/8発表)
https://www.hirosakipark.jp/sakura/2024/05/16393/
ちなみに、コロナ禍の前の2019年は
会期17日間・289万人の人出を記録したが、
今年は過去10年間の平均・約235万人を
上回ったと地元紙などのメディアは伝える。
…………………………………………………
こうした数字にはことさら関心はないが、
人出をかき分けて、21日(人出・21万人)の
日中に広~い園内を足早に駆け巡った。
滞留60分、自身の最短タイムを大幅に更新。
こんな場合は、絵に描いたような絵葉書
チックな写真になるのをいとわずとしよう。
まずは、直近のシンンブンガミで見つけた
園内最古のソメイヨシノに咲く珍しい
“七輪咲き”の花芽を拝観。小さなピンク
のリボンが結ばれて、昼行灯の花眼ながら
遠目にてキャッチ。期せずして2024年の
弾丸桜詣のハイライト!になったと印そう。
(画像:8・9・10)
「弘前桜物語~七にまつわる桜の物語~◉七輪咲き」
https://www.hirosakipark.jp/sakura/2024/04/15665/
園内撮影ポイントは目を瞑っても察せる身、
いささかの“ふつつか酔い”を振り払って、
桜と人波に酔いそうになるも、身を翻して
シャッ・シャッ~シャカ・シャカ~…と
ハミングしながら往く。高い青空と白い雲。
目を落とせば大人気の「中濠観光舟」が
杉の大橋の袂の下を♪どんぶらこ~と往く。
(画像:11)
意図せずとも、モリモリはおろかアゲアゲな
弘前桜ルポに見えそうな拙なき稿を畳んで、
私的な余韻に浸るとしよう。さようなら弘前。
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