54回目を数えた「明治神宮野球大会」。
大学の部にスタコラと出かけてみた。
窓口で面くらったのは「入場料金」で
何と2,000円という高額さ。前年まで
1,200円ほどが一気に2倍近くである。
プロ野球であるまい、学生野球である。
世の中の値上げに便乗したとしか思えぬ。
神宮球場への激しい憤りは収まらず、
外壁でも蹴っ飛ばして帰ろう!と思うも、
「ルーズベルトスコア」にでもなったら!
と好ゲームを期待してトラの子(Tigers
でないw)の弐千円をはたいて門をくぐる。
高校野球地方予選の東京大会でも然り。
関東6県の中でも神宮球場の高額さは、
常軌を逸した、いわば“ボロ儲け”である。
しかも、それに異を唱えない野球ファン!
いわば “長いもの巻かれる”!風土の
日本という国の嫌らしさをヒシと感じた。
付け加えれば、甲子園球場(高校野球)の
値上げも同列。「高校野球グラフィティ」
で取り上げたので省略するが、この国を
覆う“便乗モード”は恥部と言っていい。
試合は、きわめて凡戦。四球と失策と
犠牲フライのみの得点で、両監督の
采配も首をかしげるばかり。北海道から
九州まで~60余年ほど観戦してきた
野球というゲームで、ワースト1~2を
争う試合であったと記さざるを得ない。
もう決して来ることない!神宮球場。
さながらドブに落とした弐千円である。
それはそうと神宮球場も後楽園ドームも、
東京エリアの球場には、ワクワクする
ような高揚感がナイ!のはなぜだろう?
地方球場に触れるタイミングの稿では
ないが、プロ野球の球場に限っても、
往時の大阪球場、西宮球場、広島球場、
そして最も贔屓にしてた平和台球場。
我が魂が揺さぶられてきた球場は—遙か
彼方。嗚呼......昭和は遠くなりにけり。
決勝戦 :
(大学の部)
慶應義塾大(東京六大学)
2―0
青山学院大(東都大学)
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