夏の風物詩・甲子園の名物――
といえば、枚挙にいとまないが、
グラウンドの外に目を遣れば、
ポスター用原画コンクールと並んで、
恒例のキャッチフレーズがある。
筋書きのないドラマを演出する
脇役として第75回(1993年)に始まり、
もはや半ば空気のように定着した
だけに、あらためて話題に上ったり、
クローズアップされることはない。
言うならば、交通安全の標語の
甲子園バージョン!のようなもので、
人畜無害。さしずめ開・閉会式の
主催者側の挨拶みたいなものだけに、
イマの時流が求める“議論”も無い!
いわばアンタッチャブルな領域で、
しかるに進歩も無ければ退歩もない。
そんなことを、キャッチフレーズの
登場から、ひとり言としてウダウダと
宣ってきたら、ある年、目の覚める
ようなフレーズに出合って、ひとり
銀傘のスタンドで唸ってしまったのだ。
——「あせかきべそかき甲子園」!
ご興味ある向きは、↓掲出する画像
(「高校野球グラフィティー⑩」) に
目を泳がせていただければ幸いです。
さあ、タイフーンLan (マーシャル語で
「嵐」/米国が提案→台風7号の別称)
が接近する中、明日こそは人呼んで
「再春81切符*」を握りしめ東海道線に
ガタゴト揺られて甲子園入りしよう。
*「青春18きっぷ」の別名。私が使用
すると、なぜか周囲からこう呼ばれる。
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