第100回記念大会「甲子園」の開幕はいかに

((「甲子園よ永遠なれ」は雑誌『輝け甲子園の星』

の休刊に伴い、しばらく休載しておりました))

2018年の甲子園は「第100大会」の冠で、
「高校野球×甲子園」の黄金図式が

オーバーヒート気味に日々過熱している。

半世紀近く甲子園を観戦してきた者に
気がかりは、人気が自然発生的なものより

メディアを巻き込んでの主催者サイドの

過熱を煽るような方策、かつ無策である。

筆頭は、誰が見ても狐につままれたような

入場券の大幅な値上げと、それに伴う

前売り発売システムへの知見もなき移行だ。

ネット裏・内野席・アルプス席が大幅に値上げ

かつ無料の外野席が100回大会から有料に。

(＊99年間無料で高校野球のシンボル

だった席が突如として有料化！を強く憂える)

前売り券のネット＆コンビニ店頭販売では、

連券(通し券)指定席が6/20発売同時に完売。

単券(当日券)指定席が7/18発売同時に完売。

転売業者が買い占め、高額で転売されているのは
周知の事実、元凶はひとえに通称「高野連」、

そう「全国高等学校野球連盟」なことは明白で、

甲子園に異様な光景が広がるのは必至だろう。

はては、球場関係者は、例年90万人前後の

有料入場者数を、この第100回大会に100万人突破！
を目論んでいるのだろくか！と勘ぐりたくなる。

((補・因みに大幅な入場料収入(10億近く!)を礎に

波及する経済効果は433億円、99回から100億近い

増加が見込まれているという(8/1朝日夕刊))))

5日の開幕日。皇太子ご夫妻の開会式への出席と

第一試合の観戦が発表され、聖地・甲子園が

平和の祭典になるのを、ひたすら願うのみである。

私は...甲子園切符はなかろうが、ご用達の
「青春18きっぷ」をギュッと握りしめて、

とにもかくにも今夏も「甲子園詣」をする。

＊尚、画像は「甲子園より地方大会だ！」

ということで、そんな写真たちを上げます。

(甲子園期間中は、Blogをいったん休止、

facebookからの随時の投稿になります)

_______________________________

★甲子園―ジャパニーズドリーム！
→http://p.tl/1bXc
ピート小林と歩く「こころの日本遺産」
(日刊スポーツ・アーカイブ)

_______________________________

フェイスブックでも投稿しています

www.facebook.com/petekobayashi