昨年10月、常磐線が富岡まで復旧して、
浪江までの代行バスにこのほど乗車した。
夜ノ森、楢葉、大熊、双葉、いずれの町も、
あの日、あの時からほどなき時間帯に
居合わせた地域ご出身の方から悲壮な声で
耳にした名で、あれから7年近くが経つ。
代行バスの車窓から携帯のレンズ越しに
垣間見る双葉郡の「帰宅困難区域」は、
ニッポンの現実に我を揺り戻すのに十分で
口をつぐんだままの時間だけが過ぎる。
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