2024/07/07

炭鉱から観光へ―石炭博物館@夕張①

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北海道といえば、夕張。と言いきれるほど、

この地を継続的に訪ねている。味蕾オンチ(w)が

“メロン”の開眼でも?と茶々を入れられるが、

さにあらず。90年代後半の桜の追っかけを緒に

石勝線夕張支線のラストラン@2019年3月31日

そして近年の「ゆうばり国際ナントカ*映画祭」

と、まあ薄~い鉄分やら映画オンチ度(w)を棚に

上げて。のべつ流浪ばかりでは能がなかろう!

自省から、さしたる理由もなきまま未見の

「夕張市石炭博物館」へ鈍足を引きずり運んだ。


*「ゆうばり国際“ファンタスティック”映画祭」


こうした産業遺産では、旧くは足尾銅山(栃木)、

近年では小坂鉱山(秋田)、常磐炭礦内郷(福島)、

三池炭鉱(福岡・熊本)を巡った?ような漠とした

記憶がある。いずれも、確たる目的があった

わけでもない。桜撮影の地で得た余剰な時間を

活用して、ま、いささか不純なる動機である。


炭都・夕張を学ぶのに欠かせない石炭博物館

新夕張からいつもの“夕鉄バス*”にお世話になる。

市民の貴重な生活路線であるバスは、外国人

観光客はもとより、乗るも降りるもツーリスト

と思しき乗客は皆無で、夕張の中心街からは、

ぽつねんと1人。あたかもプチ秘境巡りの気分で

瞬時ながら大台ヶ原(奈良・三重)を連想させた。


(*ボディに赤色で印字された3文字の"YOU"は、

今だに意味不明のまま。どなたかご教示あ〜れ)

http://petekobayashi.blogspot.com/search/label/夕張


20km余ほどもある道のりの車内放送でお供する

のは、夕張出身の歌手。往路を大橋純子さん、

復路を“ザ・リリーズ”の姉・燕奈緒美さんが担う。

観光ガイド顔負けの美声の案内が、遠路ソロの

流浪人を慰撫・夕張モードに誘ってくれたことか。

バス便で50分弱!というアクセスも半分ほどに

感じられて、ほどなく終着停の「石炭博物館」へ。

梅雨寒の時雨の中、くねる坂道を登って行くこと

およそ10分...ひと目でそれと分かる煉瓦色の館。


館内の展示は、過不足なく、余すところもなく、

初心者にも分かりやすく、かつ飽きさせずで

いたく感じ入った。炭都・夕張の輝かしき昭和

もがき苦しんだ?平成、そして光明が見えてきた

令和...夕張の地の来し方・行く末が圧倒的な

パノラミックビューで迫り全身を揺さぶられる。


携帯カメラで撮った小画像を最小限の入口に、

「夕張石炭博物館」が公開するめくるめくサイト

に目を転じていただければ!という趣向デス。

誰もがニッポンが誇る石炭博物館ハカセになれる!


夕張市石炭博物館

https://coal-yubari.jp


☆ (画像④) 「鎮魂の像」碑

"石炭で発展し百年の歴史を

つくってきた夕張

その中で郷土の礎となった

あまたの炭鉱殉職者に捧ぐ"

(彫刻家・佐藤忠良)


傷つき、苦しんだ人間ほど、強く、優しく

なれる。それが夕張だ」by 俳優 ジョン・ボイト

―けだし、日本人の口から出ない言葉であろう。

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((尚、私の本名:小林 直道は、前・夕張市長/

現・北海道知事の鈴木 直道氏と同一であって、

(ちなみに埼玉県出身も)、夕張にどこかご縁を

感じるのも…導きのような気がしてならない))



















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