2024/07/03

函館の"アゴ"・アシ・"マクラ"......

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日々って、思いどおりにコトが運ばぬ。

日常と非日常の境界もなき一介の流浪人の

股旅だってそう。ま、他愛ない戯れ言は

ともあれ、“アシ”はヨシでも、いくら味蕾

オンチ・流浪の輩でも、“アゴ”を抜きに、

して“マクラ”を忘却してハコダテを迂闊にも

発ったら、往く先々の行路とかでさだめし

罰ゲームのパレードになることが見えている。


そんなデンの“アゴ”であるが、味蕾オンチ

呼ばわりされてきたのを、タナに上げて、

夜の帳が下りはじめたダウンタウンへと急ぐ。

近ごろは、桜の五稜郭界隈が夜の街だが、

函館駅に近い旧き松風町がノスタルジジィの

変わらぬテリトリー。近年、赤マル大人気!

の屋台村「大門横丁」を斜めに見遣って、

とある老舗のBarの開店時間をひたすら待つ。


舶来居酒屋「杉の子」である当節、稀な

美味カクテル+ハコダテチックな歴史薫る

ボヘミアンな佇まいに惚れて通い四半世紀余。

開店が6時→7時に変わったのをツユ知らず、

5時台から店先の地べたに座り込みオープンを

ひたすら待つ。その昔は最新ワード?で今や

死語たる“デート”(w)での“最長待ち”に比肩

するなが〜い1時間超えである。イマ時の

タイパetcとは無縁のデラシネの産物ナリ(w)。


止まり木のカウンターがいい。ボトルが並ぶ

空間がいい。北海道シンカンセン開業を告げる

道新(北海道新聞)の見開き号外がいい。デンと

貼られた昔日の青函連絡船の大ポスターがいい。

いつだって変わらぬ良き居心地に身を委ねて、

“STOCKのマラスキ~ノ”をノドに放り込んで

カウンター越しにオーナー・レディと静々と

会話を愉しみ始めるも、束の間。傍若無人!な

常連が隣にドカドカ座するやいなや、選挙カー

のごとき超デカ声が止まず…“美味、Grazie!

と礼を述べて、早々に退散するお上りさん!♫

いつだって地元民には敵わぬ余所モンである。


愛すべき市電にミタビ飛び乗って“どつく”手前、

電停大町から口笛吹いて今宵のアゴ②&マクラの

定食居酒屋&ペンション「大黒亭」へダッシュ。

大通りからポツンと離れた一軒家は、ジモティも

知る人ぞ知るという私的贔屓の店。何を隠そう、

初見は幸運にもBar「杉の子」の紹介であった。


ハンチングに変えて、高知訛りでもシャベれば

吉田類(画像⑩)に“似てなくもないのかなあ〜”

とは独り言で、独占の弁天町ナイト。函館山やら、

五稜郭タワーお上りさんにならずも(卒業デス)、

ハコダテ・ナイトを十二分に愉しませていただく。

さらに、いつもの洋室は先客アリとかで玄関脇

和室をあてがわれた...(あ、未体験であるが)

まるで京の奥の間のような設えの果報者である。

















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関連ブログ:

「夕張への中継地・アゴとマクラの函館」 (2024/2/14)

 http://petekobayashi.blogspot.com/2024/02/blog-post.html


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