2014/05/09

鬼も牛もいぬオニウシ公園(May 9, 2014)[私的アーカイブ]

((※桜取材は銀塩カメラと旧型iPhoneしか携行せず、
Facebookへの投稿のみにつき、桜旅を終えた今、
あらためてWeblogを少しばかり綴っています。
もとより本人の覚え書きであり備忘録だが、
桜前線は来年〜も続くので、ご興味のある方は、
時間を巻き戻してお目汚しいただければ幸いです))
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桜好きなら外せない道南・森町は、
たやすくアクセスできる2つの公園があって、
日帰りプチ・ジャーニーにうってつけだ。

全国の駅弁ファンに名を轟かす"イカめし"が
ユーメイな森町だが、どっこい桜だって、
"町花"としてマンホールの意匠にもなるほど、
イカに負けずにがんばっている。
































道々、マンホールとにらめっこしているうちに、
気がつけば「オニウシ公園」である。
正々堂々たるゲートがいい。襟を正してくぐると、
ほどなく遭遇するお地蔵さんがいい。

その向こうが、鬼と牛が仲良く棲息している
オニウシ公園!と思いきや、ばってん、
オニウシとはアイヌ語で「樹木が多くあるところ」
の意味で、れっきとした桜の公園であった。

道南では珍しい身の丈ほどの「チシマザクラ」が
10本近くも咲き乱れている。明治の初期、
北方領土の国後島から伝来、桜前線の終着地・根室の
標準木としてよく知られる桜なのだが、
この森町はチシマザクラの南限であるという。
なにを隠そう、この私は熱烈なチシマザクラ・ファン。
舐めるように愛でてから、フィルムに収めた。
(*写真3.4点目)

ふと目を上げれば、秀峰・駒ヶ岳が顔を出している。
おおっ、先のマンホールに描かれた構図だ!
すわっ、「道の駅」の展望台に階段をよじ上って、
雲の動きに揺られるようにして、撮りまくった。
地平に戻ると、身の丈の目線で視界に入る
駒ヶ岳も捨てがたい。山と桜はかくも合うのだ。









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