2014/02/03

子どもの絵で節分を知るVS恵方巻(宮城県気仙沼市)

「鬼は外!福は内!」・・・昔ながらの節分の季節が
やってきた!ということを子どもが描いた微笑ましい絵で知った。
と言いたいところだが、小正月が明けるか明けないうちに、
小売店の商売にそそのかされて「節分」を知らされる。




















10年ほど前だろうか、大手コンビニエンスストアが
ショーバイで「恵方巻」なるものを大々的に売り出して、
豆まきの行事をあっという間に追いやってしまった。
と声を大にして言いたい。エカタマキ?もとい、エホウマキ?
いったい「太巻き寿司」とはどこかどう違うのか?




















どうやら、関西で昔からあった「節分の太巻き」を、
関東でおしゃれなネーミングに変えて全国に広めていった、らしい。
やんぬるかな、子どもの描いた絵の中にだって、
「えほうまきを作ろう!!」なんて書かれているのだ。

ありとあらゆるネーミングがあふれ返っている世だ。
あいにくワタシの脳の容量はきわめて小さいので、
新ネームを受け付けるとたちまちオーバーフローする。
よしんば「太巻き」をいただくにしても、
「エホウマキ」なんて口づさむのはマッピラである。

ごはんは、ごはん。めんは、めん。
わかめは、わかめ。のりは、のり。

大人だろうが子どもだろうが、
ずっと、当たり前に使ってきた言葉が
これ以上変わらないことを願う。






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