空を飛べない輩、青春18きっぷ一片で、
現地を巡回、いわば梯子をするには
やむをえず道中で投宿することになる。
「震災遺産を考える」展示を一目でも、
の一心で郡山のカプセル宿から会津若松へ。
目指す沿岸・浜通りの磐城エリアとは
真逆の行路。滞在できる時間は凡そ15分。
受付嬢の「最短で20分ほど…」のお言葉に
背中を押されて、不遜ながら一瞥する。
展示物は沿岸に位置する“浜通り”の物品。
震災後、地域住民の多くが避難された
会津の仮設住宅を訪ねた日が蘇ってくる。
被災各地に設えられている震災・伝承館は
東北に限らず全国で訪ね歩いてきたが、
図らずも滞留最短時間を更新する羽目に。
かくして、ひねもす一日、磐越西線(上下)、
磐越東線(上り)、それに常磐線(上り)と
鉄オタクでもない一介のロートルものが
始終、鉄路の世話になる有りがたさよ。
あ、名だたる鶴ヶ城の桜爛漫の時季には、
割愛した福島県の歴史・常設展を訪ねよう。
□福島県立博物館
―次の10年へつなぐために―
「震災遺産を考える」展
2021年3月21日(日)まで
https://general-museum.fcs.ed.jp
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