2021/03/29

忠犬ハチ公だけが花見する。2021年春

忠犬ハチ公で知られる秋田犬のハチ公は、

今春も変わらず目の前の桜を愛でる。

2021年春、東京・シブヤの光景である。


ハチ公前を行き来する人間はどうだろうか。

3分咲きの頃合いから満開に至るまで、

昼・夜、キョロキョロして辺りを視てみた。

ん~ん、桜を見上げる人間は?写真のごとし。


お上から、仰々しく桜の開花宣言や満開

ニュースが出ようと、はたまたおウチ花見で

あろうとも、日本人の桜への意識って?

どこまであるだろう、と思わずにいられない。


きっと大都会の、それも限定的な現象と

思いたいが、どうも以前はそうではなかった

ような気が年々している。桜と言葉を

交わせれば…そんな面持ちを訊ねてみたい。


桜は咲いていて、当たり前の存在なのだろう。

この何年かは特に、桜の寿命が心配され

ているが、失って初めて気づくものかもね。






































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