忠犬ハチ公で知られる秋田犬のハチ公は、
今春も変わらず目の前の桜を愛でる。
2021年春、東京・シブヤの光景である。
ハチ公前を行き来する人間はどうだろうか。
3分咲きの頃合いから満開に至るまで、
昼・夜、キョロキョロして辺りを視てみた。
ん~ん、桜を見上げる人間は?写真のごとし。
お上から、仰々しく桜の開花宣言や満開
ニュースが出ようと、はたまたおウチ花見で
あろうとも、日本人の桜への意識って?
どこまであるだろう、と思わずにいられない。
きっと大都会の、それも限定的な現象と
思いたいが、どうも以前はそうではなかった
ような気が年々している。桜と言葉を
交わせれば…そんな面持ちを訊ねてみたい。
桜は咲いていて、当たり前の存在なのだろう。
この何年かは特に、桜の寿命が心配され
ているが、失って初めて気づくものかもね。
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