お上から降って湧いた「Go To トラベル」。
「旅の力で元気に!」の御触れに乗じて、
“怪しげに見られがちな人相”を払拭すべく、
10/1の正規解禁デーにトーキョーを発つ。
昔から「江戸の中の蛙」とは言い得て妙で、
“トーキョーもんの世間知らず”になっている
心身に「Stay Home」の呪縛を振り解いて、
エキスを注入するには地方詣!しかない。
南東北・3.11の被災地から(後日にアップ)
逆順ながら、アシは北東北へと向かった。
北端の津軽の地にあり、誰もが一度は詣でた
と言われる、名にしおう文化シティーである。
“勇気りんりん”のスピリットを抱けん!と、
名のある繁華街に繰り出すも人っ子がいない。
桜季に長らく通う馴染みの2~3軒に伺うも、
さながら一見さん!のごとく入店を拒まれる。
「Go To トラベル」...と言いかけようにも、
ナンデスカソレ?の問いを全身に浴びそうで、
一瞬で凍り付いたような気配が漂って…
「Go To トラブル」になりそうな雰囲気。
お上のかた、おエライさん、旗振りをする
いいご身分の方がたには、現地のありさまを
知るよしもない。自らの"肥やし"のための
施策であるコトが見え見えのスケスケである。
「有名観光地以外はツユ知らずの圏外デス」
「お手盛りですから!」ウハウハが聞こえる。
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嗚呼。もとい、噂に違わぬ、否、それ以上の
トーキョーもんの忌み嫌われぶりである。
ついでに付け加えるならば、北から南まで、
津々浦々のいかなる地にオジャマしても、
「オニーさん、どこから来たん?」の声には、
"ルーツなり出自"でかわすことにしている。
(それも旧国名でね。信濃・肥後とかデス)
トーキョー!と言おうものなら、途端に
言いようのない空気が流れて会話もボツる。
トーキョーの呪縛から離れるほどい話も弾み、
人肌の人情話など…とっておきの極上話も
ロハで聞ける僥倖にも預かれる(こともある)。
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さて、なが~く世話になっているカプセルは、
ネオン煌々と瞬くも休業中。かつ閉店の噂。
ローカルで話題の“泊まれるスナック街”
「GOOD OLD HOTEL」はタイミングからか
可哀想にもゴーストホテルの有様だった。
そんな中、無理な願いを受け入れてくださった
ジモティーご愛用ネイバーフッド居酒屋の
佇まいを特別バージョンとして上げておこう。
「捨てる神あれば、拾う神あり」である。
かけがけのない風土がそうさせるのだろうか、
北東北の地ではアルファベットCにご用心を。
https://goodoldhotel.com
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