帰宅困難地域・双葉にバンクシーの壁画！？

常磐線の9年振りの全線復旧時から半年余り、

時間が止まったままの「帰宅困難地域」双葉駅前。

“HERE WE GO!!!”のデカ字と指が目を射る。

サイドにはロミオとジュリエット風のポーズが。

すわっ、バンクシー作品！？かと思いきや、

この夏「情熱大陸」にも出演した“OVERALLs”の

注目の壁画アート・「FUTABA Art District」。

「ここから、ともに始めよう！」と再生の

ノロシを上げた共生のパブリック・アートだ。

(横)ジュリエット画に放射線量グラフが描かれ、

除染作業防護服姿のロミオがマスクを外して

ジュリエットに手を伸ばす。数値がもう少し

下がればロミオとジュリエットが手を繋げる！

ストーリー。何とスバラシキ情景なのだろう。

(((OVERALLs))

http://www.overalls.jp/cn1/futaba-top.html

http://www.overalls.jp/cn1/futaba-01.html

このほど双葉町に鳴り物入りでオープンした

「東日本大震災・原子力災害伝承館」を

いそいそ訪ねる矢先、時を忘れ見惚れまくった。

この9年半、東北の沿岸をくまなく歩いてきて、

抜けきって、突出した何かを予感させ共鳴する

物件に出合えたのは、お“初”の出来事である。

さて、9月20日にオープンした「伝承館」は

10月12日に入館者の数が10,000人に達して、

とりわけ全国から注目されていることが分かる。

駅から3.5kmほどの沿岸近くに立地するので、

バンクシー風、壁画アートを楽しみがてら、

道すがらで震災と災害の地を肌で感じられる。

このBlogのジャンル「3.11レクエイム」で

言えば、いま一番ホットなスポットであろう。

「東日本大震災・原子力災害伝承館」

https://www.fipo.or.jp/lore/

公共アクセス：

常磐線・双葉駅から2.7kmほどの距離にあり、

駅からのシャトルバスが運行されるまでは、

「シェアサイクル」利用がオススメ(台数限定)。

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