2019/07/02

「ドナルド・キーン・センター柏崎」@追悼企画展〜7/15

ドナルド・キーンの追悼企画展で新潟・柏崎を訪ねる。
住宅街の一角に佇む「ドナルド・キーン・センター柏崎」。

75年超えの歳月、日本文学一筋に研究、世界に広めた功績は
知られてきたところだが、東日本大震災後、日本に帰化。
89歳にして日本国籍を取得したニュース、および漢字の雅号
「鬼怒鳴門」はまだ記憶に新しく、世間の耳目を集めた。

息せき切って訪ねたキーン・センター。大型スクリーンと
映像ライブラリー、復元・NYの書斎&居間に目を見張り、
戦場で兵士が遺した生々しい日記、源氏物語などの古典から
古浄瑠璃、また谷崎潤一郎、川端康成、三島由紀夫、
司馬遼太郎、吉田健一らの文豪との交流を人間味溢れる
ウイットを織り交ぜためくるめく展示に時を超えて魅入る。

「生涯でいちばん幸福な時は現在です」のタイトル下、
~ドナルド・キーンの歩んだ道のり~と題された企画展は、
氏の人となり(Chronicle)と作品・仕事(The works)に思い
を馳せるのに過不足なく、まごうことなきキーンの世界。

折しも梅雨空から滴ってきた雨は、日本の雨の日が大好きで
「日本と日本人を愛し続けた」氏への天からの雫だろうか。

あっという間の3時間。2007年7月の「中越沖地震」を
メモリアル展示する「まちから」への道のりを急ぎ尋ねる
小生を、なんと学芸員の方がご親切にお送りくださる。

加えて、他所者を見かねバス発着所までご案内くださった
駅観光案内所のスタッフといい、忘れじの柏崎の好日。

遅ればせながら、いま「お別れの会」の動画を見ている。























(復元された、ハドソン川を望むNYの書斎と居間)


(東日本大震災を一面で伝えるThe New York Times)




(↑↓ドナルド・キーン・センター柏崎 leaflet(日/英)

(2019/4/10 お別れの会@東京)

((公益財団法人 ブルボン吉田記念財団))
■「ドナルド・キーン・センター柏崎」
http://www.donaldkeenecenter.jp/index.html
追悼企画展▶7/15まで開催中
〒945-0063 新潟県柏崎市諏訪町10-17
TEL・FAX:0257-28-5755
アクセス:JR信越本線 柏崎駅前より市内循環バス
「かざぐるま」にて中央町バス停下車・徒歩約3分

((ブルボン吉田記念財団))

http://www.bourbon-yoshidakinen-foundation.or.jp/center01.html

◎YouTube動画「ドナルド・キーンお別れの会」
https://www.youtube.com/watch?v=Tc4CxZbK_5k
_______________________________________
□中越沖地震メモリアル展示館「まちから」
https://npo-aisa.com

◎柏崎市観光案内所
http://www.uwatt.com
JR柏崎駅構内(9時~17時)
Tel:0257-22-3163
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フェイスブックでも投稿しています
https://www.facebook.com/petekobayashi

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