三陸海岸からの強風が吹きすさぶ中、
目の前で重機がうなりを上げては
「震災遺構」を否応なく壊していく。
全国ニュースで広く取り上げられ、
このブログでも何度か触れてきたように
保存か解体かを巡って揺れ動く
岩手県上閉伊郡大槌町の旧庁舎である。
10日前に始まった解体工事も半ば、
解体は2月上旬に終えて、基礎の撤去後、
3月上旬には整地され跡形もなくなる。
折しも全国紙の長期連載「てんでんこ」で
地域ジャーナリズム「大槌新聞」が
取り上げられているが、震災証言資料を
役場職員が廃棄したという、我が目を疑う
ような事実が次々と露わにされている。
物事がウヤムヤにされるこの国で、
1人のジャーナリストが身体を張って、
取材・編集・発送する大槌新聞に
遠くからでもエールを送っていきたい。
大槌新聞
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