日本にルーツを持つカズオ・イシグロの受賞は、
日本では“よろこび半分”の受け止め方だったようだが
直近の授賞式とインタビュー講演などの報道で
関心がジワジワと高まっている!様子でうれしい。
振り返れば、1989年に「ブッカー賞」を受賞した
著作「The Remains of the Day」(日の名残り)が
忘れられないカズオ・イシグロとの出逢いだった。
★広告制作で携わっていた英国車「ジャガー」の
「J」シリーズの中で、カズオ・イシグロのネームと
作品周辺を取り上げた日を、四半世紀の時を超えて
記憶の深淵から、今、まざまざと思い起こす。
2017年。会えずとも、音信にならずとも便りを
寄せてきたような心友との、"サプライズ"に満ちた
邂逅の如しで、メディアを通じて氏に会えるのは、
なんという僥倖だろうか!生きている幸である。
★カズオ・イシグロの数々のインタビューの中で、
「世界でもっとも訪問が難しい国、日本」の弁が
もっとも印象に残っていて、心にズシリと響く。
稿をあらためて触れていきたいトピックで、
さながら日本という国へのリトマス試験紙のようだ。
In search for Kazuo Ishiguro


↓ 新聞広告(1P) November 1990 (右は英語バージョン)



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