サヨナラ、シモキタ!
サラバ、シモキタ!
SAYONARA SHIMOKITA!
「さよならだけが人生ならば...」
と詠んだのは寺山修司だったか。
「...さよならだけが人生だ」
と謳ったのは井伏鱒二だったか。
惜別の辞が街角のそこかしこに。
終戦直後の闇市の面影を残してきた
駅前食品市場もほどなく姿を消す。
シモキタこと下北沢、その界隈。
再開発の街に変わりつゝ10余年。
訪ねるたびに表情が変わる。
1/4世紀ほど街に身を寄せてきた
一介の"シモキタモン"として、
やはり、愛惜の念を禁じ得ない。
南口と北口。二つばかり、今に至っても、
お世話になったオーナー主人が
店をはっているのが、殊のほかうれしい。
(この写真6点の中にあります!)
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