どこにいようと、同じだ。
熊本では何かの祈りをこめて、
歩くことだけが微かな希望である。
熊本・下通、場末の立ち呑み屋で、
小耳に挟んだ情報をアテに、
乗合バス+ひたすら歩いて益城入りする。
灼熱の夕暮。頭から 貌へ 首へと、
滝のような汗だけが滴り落ちる。
カメラレンズならぬメガネのレンズが
悲鳴を上げるが、拭うものがない。
益城町寺迫、木山、馬水、惣領...
バス停はあっても、道ゆく人はいない。
「熊本地震」はテレビの中のものでない。
もちろんネット空間にあるものでない。
________________________________
フェイスブックでも投稿しています
www.facebook.com/petekobayashi
0 件のコメント:
コメントを投稿