2025/10/20

〜名もなく、貧しく、美しく...もの哀しい〜 案山子ララバイ

 季節が足ばやに秋を横切っていくうちに、

案山子の出番も、じきにピークを越える?

ハアハアと『日刊スポーツ』紙面を載せる。


~「案山子ララバイ」~ 2010/9/19付


♪山田の中の 一本足の案山子~~

すべては民が美味しいコメを食せるように、

食いしん坊の人間の身代わりとなって、

365日不眠不休で!で田んぼに屹立する。


*紙面・掲出写真(4点)

(中央)「ドテラにカラス」(神奈川県・海老名)

(左上) 流し目で男を誘っている?(高知県・四万十)

(左下) 人間そっくりさんの案山子 (長野県・上田)

(右) 合掌造りの前でダンシング (岐阜県・白川村) 


















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「カカシバイブル」(東京書籍) 2009年


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2025/10/10

天高く?案山子肥ゆる秋なれど…...

今秋は、怪我での脚腰不如意につき遠足は叶わず、

近場の田んぼの馬!ならぬ“案山子”で甘んじる。


農学発祥の地として知る人ぞ知る「ケルネル田んぼ」。

列島一帯で見れば、岐阜・中濃は“関”の案山子が

案山子の導火線で、地元では車窓で見つけたこの地。


あいにく、冒頭の事由で稲刈り前は訪ねられず(汗)、

天高く!とは言い難い天候不順!な先ごろ、ようやく

案山子が整列する駒場の田んぼをイソイソと訪れた。


その数、31体。害虫から田んぼを護るというよりも、

さながらコンクールのようなテイなのは織り込み済。

夕暮れ近くに、絵的な案山子に絞って10体ほどを撮影。


折しも、「米」の貴重さが再認識されているご時世、

来年こそは案山子の発祥の地・中能登エリアをはじめ、

早場米の北海道、そして久々の中国・四国エリアの

案山子の地を訪ねたい。スケアクロウに見る永遠の夢。
















































































































































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「カカシバイブル」(東京書籍) 2009年


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