今秋は、怪我での脚腰不如意につき遠足は叶わず、
近場の田んぼの馬!ならぬ“案山子”で甘んじる。
農学発祥の地として知る人ぞ知る「ケルネル田んぼ」。
列島一帯で見れば、岐阜・中濃は“関”の案山子が
案山子の導火線で、地元では車窓で見つけたこの地。
あいにく、冒頭の事由で稲刈り前は訪ねられず(汗)、
天高く!とは言い難い天候不順!な先ごろ、ようやく
案山子が整列する駒場の田んぼをイソイソと訪れた。
その数、31体。害虫から田んぼを護るというよりも、
さながらコンクールのようなテイなのは織り込み済。
夕暮れ近くに、絵的な案山子に絞って10体ほどを撮影。
折しも、「米」の貴重さが再認識されているご時世、
来年こそは案山子の発祥の地・中能登エリアをはじめ、
早場米の北海道、そして久々の中国・四国エリアの
案山子の地を訪ねたい。スケアクロウに見る永遠の夢。
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「カカシバイブル」(東京書籍) 2009年
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