2024/08/17

『甲子園の詩』~敗れざる君たちへ~阿久 悠

((スマートフォンの場合は、

"ウェブバージョンを表示"

からの閲覧を推奨します♪)) 


真夏。『甲子園の詩』を本棚から取り出し、

ラジオの実況中継に耳をそばたてながら

表紙と上空の入道雲に目を泳がせては、

甲子園の一瞬に思いを馳せてページを繰る。


希代の作詞家・作家である「阿久 悠」が

「スポーツニッポン」紙上に1979年から

2006年の27年の間に綴った名物コラムで、

500頁近くにわたる363遍の詩集である。


▷『一生をもって一度かない球児たちの

喜怒哀楽で括れない“ないまぜ”の感情を

追体験できうる甲子園の不朽のバイブル』

と言っても決して過言ではないだろう。


⦿「最高試合」と名づけられた試合は、

夏の甲子園大会史上に残る名勝負である

第61回大会三回戦。延長18回3時間50分の

球史に残る箕島高校(和歌山)VS星稜高校

(石川)の一戦を題材としている。ちなみに、

我が50年に亘る観戦でも、“随一無二”

試合である。そのことが何だか悦ばしい。






























(ベランダから望む入道雲)

__________________________________

フェイスブックでも投稿しています

https://www.facebook.com/petekobayashi


0 件のコメント: