福島県・浜通りの浪江を訪れるのは、常磐線が
全線開通した2020年から?回目。”代行バス”の
利用時からは、ゆうにン十回を超えるだろうか。
もとよりガキ時分から数えるのは苦手、10指に
余った頃からイチ止〜めた!のまま。かくして
空んじている駅、車窓を花眼で流し目する往路。
かくして無人の浪江駅へ。長〜い階段を上って
降りて、改札を抜ける。目に入る景色は不変。
クルクル・コロコロと変わる都会の景色慣れした
眼には新鮮さを覚える。空が高い!とは言えぬ
上空から遠慮がちに注ぐ陽光が、影帽子のように
“十年一日”の町の姿カタチを照らし出している。
常磐線のダイヤは、2020年3月の浪江〜富岡駅
の復旧開通以来、上下線とも2〜3時間に1本。
浪江と併せて、双葉、大野、世ノ森、富岡なる
5地点の取材撮影を日帰りで出来るだけ!という
自らに果たした制約上、お決まりのポイントを
お決まりのアングルで、なぞるように撮るのみ。
ピート!名前の通り、否、“リ”を付けただけの
単なる“リピート”じゃん!前回も前々回も。
……そんな声だけが上空に虚しくこだまする。
○公共アクセス
□上野―浪江(常磐線利用)
(普通)約5時間30分
(特急)約3時間15分
...........................................................................
メモ:
福島県双葉郡浪江町:
福島第一原子力発電所から約4km~
住民登録:
・東日本大震災当時:約21,500人
・現在:14,400人 うち居住人口:約2,200人
(2011年-2025年・浪江町住民基本台帳による)
__________________________________
フェイスブックでも投稿しています
https://www.facebook.com/petekobayashi