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九州と本州の往来は、時間さえ許せば、
フェリー旅に限る。新門司、別府、大分、
志布志が九州サイドの波止場となる。
今回は、熊本が起点にて豊肥本線を利用。
大阪での仕事を控えている日程のため、
①別府→大阪 ②大分→神戸という二択から
フェリー乗船場への公共アクセスを考慮、
大分港から神戸港へのルートを選んだ。
JR日豊本線・西大分駅から徒歩距離の
波止場。今までは別府港を好んで利用して
いたのだが、アクセスに少々難があり、
結果、ギリ近くの乗船もあり正解だった。
商船三井さんふらわあ号。大洗と北海道の
往来で長年お世話になった船舶である。
まずは大浴場で汗を流し、遅めの夕餉に
ありつけば、外国航路にあらず...バーなど
備えている筈もなく早寝早起きしかない。
朝まだき神戸・六甲アイランド。巡航速度
で近づく陸や波止場をデッキ、甲板から
眺めるのは、まあ、船旅の愉しみのひとつ、
と言えようが、さしたる感動もなく下船。
◎教訓:九州〜関西の船旅は、瀬戸内海の
“多島美”が堪能できるデータイムに限る。
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