2021/07/28

2021 TOKYO VS 2021 TOHOKU ②

=2021年東京五輪と復興五輪の東北ルポ=


五輪選手村

((2021 TOKYO)) 

The Olympic Village (五輪の選手村)の周辺を

歩いた。晴海にそびえ立つ選手たちの宿舎は、

アレコレと取り沙汰されているようだが、

近づくすべもなく遠巻きに外観を眺めるだけだ。


五輪後、タワーマンションとして販売されて、

一大タウンが誕生する。さて、晴海エリアの光景は

どうなるのだろう?まさかゴーストタウンには

ならないだろうが、想像力のまるで乏しい私には、

“五輪レガシー ”とか何とかはピンと来ない。


それより、高層ビル下のフェンスに大書きされた

「Chuo City…」に、一瞬、眼を疑って笑えた。

“中央市”とアピールする中央区の五輪便乗である。


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復興公営住宅

((2021 TOHOKU)) 

被災者が廉価な賃料で借りられる「復興公営住宅」。

年々、東北の各地で目にするようになった。

が、人の住まいというプライバシーに係わるだけに、

この10年、積極的にレンズを向けてはこなかった。

もちろん集合住宅、戸建てに拘わらずである。


こうした復興公営住宅が視界に入るにつけて、

(震災が起きたのが)「東北の方でよかった」なる

復興大臣による暴言が世間で取り沙汰されて、

「国会を(東北の)仮設住宅でやるべきだ」などの

世論が巻き起こった数年前が思い起こされる。


さながら五輪一色に染まっているかのような夏、

東北の方々はどんな心持ちでいるのだろうか。

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(宮城県石巻市)
















(宮城県石巻市)


















(福島県富岡町)

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