2023/07/17

ひねもす旅路のアンカー、BRT大船渡線

久慈(岩手県)から気仙沼(宮城県)までの

三陸海岸を一気に南下する。およそ

600km余の行路。三陸鉄道南リアス線と

BRT大船渡線を利用する一日がかりだ。


このルートは、3.11東日本大震災以来、

沿線取材&撮影のたびに利用してきたが、

一気通貫での乗車はたぶん初。2012年

導入時は、鉄道の代行輸送の役割だった

「BRT」(Bus Rapid Transit/バス高速

輸送システム」は今では利便性で定着。

地域の公共の足であり、訪問者のアクセス

手段で重用されるのは周知の通りである。


世に言う「鉄道マニア」的な濃度は薄く、

単なる風来坊の輩が眼を凝らすのは車窓に

流れる景色。直近のBlogで「列車とバスの

車窓から望む景色は違って見える。路線バス

から望む景色に心動かされる」と綴ったが、

BRT=バスなので その優位性は動かない。


ともあれ、盛から乗車したBRT車窓からの

景色に心ときめく。3.11以来、幾たびも

通った集落が窓に流れる。が、途中下車は

旅程上からNGと諦めていたが、そうだ、

「大船渡線列車」接続から逆算した30分を

最大に利用!と気づいて鹿折唐桑で下車。

連なる災害公営住宅に目を見張り、帰途の

道中用のエサを急ぎ調達して大の満足!

早足で戻れば、お、気仙沼行きBRTが来る。







































































































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