2023/01/30

⑤世の森の桜並木、早春賦に春を想う。

雪のないスキー場に行く人がいないように、

花のない桜並木なぞに行く人はいない。

そーゆー変わりモンでへんちくりんな輩が

季節外の「世の森」に通って5年になる。


春の「桜まつり」には、大賑わいをみせる

名だたる桜スポットでも、残る300数十日は

“ゴーストタウン”さながら人の気配はゼロ。

あの忌まわしい災禍さえなかったら、である。


早春賦。無人の桜並木の下、トボトボと歩を

進めると、それなりにあった家並みなどが

いつしか無くなっている。桜木に目を転じて

みると、おや、今までの様子とは心なしか

違っており、どこか生気を失っているようだ。


いったいにソメイヨシノの樹齢は70~80年ほど

とされている。それも管理する人がいてこそ

であり、放置されたり人に見られないとなると

桜の樹勢が落ちていきおい短命になるという。


町内はもとより浜通りエリアの明日への希望

の桜並木。来たる春も…自然の摂理である

桜と「世の森」に思いを馳せずにいられない。










































































































































□上野―夜ノ森(常磐線利用)

(普通)約5時間15分

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