2013/06/20

「慶長遣欧使節資料」に愛の"記憶"を!

富士山の「世界文化遺産」登録が秒読みになった今、
「慶長遣欧使節関係資料」と「御堂関白記」が、
ユネスコの「世界記憶遺産」に登録される、と昨日夕刊が報じた。

「世界記憶遺産」と聞けば、2011年に国内で初登録の
「山本作兵衛炭坑記録画・記録文書」が記憶に新しいが、
今回はどちらも東北の国宝。とりわけ慶長遣欧使節団の資料が、
"世界の記憶"として後世に残る意義は大きい。

使節が旅立った牡鹿半島・月浦は、約400年前
慶長大津波に見舞われたが、その2年後の1613年には、
伊達政宗が貿易で震災復興を加速させるべく、
帆船「サン・ファン・バウティスタ号」を仕立て、
支倉常長率いる使節180人余を欧州に遣わしている。

慶長使節船ミュージアムである「サン・ファン館*」は
去る2月に訪れているが(2/20付投稿。写真を再投稿します)、
資料が展示されている「仙台市博物館」は未訪問なので、
次の被災地行の中で、ぜひ足を運ぼうと思っている。
(*震災で休館中。今秋、再オープン予定)

「世界遺産」好きの日本人は、記憶力だって相当なはず。
願わくは、「世界記憶遺産」にも同じ愛が注がれることを!




















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