2012/11/07

鎮魂の町を歩く(vol.15-1) 水戸芸術館「3.11とアーティスト|進行形の記録」Artists and the Disaster|Documentation in Progress

「3.11とアーティスト|進行形の記録」
と題された企画展が、水戸芸術館で開催されている。

「アートを生み出す人々も、アーティストである前に、
実生活を営む普通の人間である」という視点から、
3.11の後、被災地へ向かった30作家の活動を時系列で
淡々と展示したもので、たっぷり時間をかけて見て回った。














現実に起こったことを、ともすれば忘却しがちな私たち。
アーティストがどういう視点で状況に向き合ったか、
それは「表現」なのか、「記録」なのか、「支援活動」なのか、
はたまた「作品」なのか、、、あの時に私たちが抱いた
戸惑いやためらいを、さながら鏡のように映している。

東日本大震災から1年8ヶ月、いまだに進行形のこの時期に、
アーティストの活動を辿ることは、少なからぬ意義がある。

参加作家

荒井良二、遠藤一郎、開発好明、加藤翼、北澤潤、小森はるか+瀬尾なつみ、眞田岳彦、高山明

(Port B)、タノタイガ、Chim↑Pom、椿昇、照屋勇賢、トーチカ、中島佑太×ビルド・フルーガス、

ニシコ、畠山直哉、日比野克彦、藤井光、宮下マキ、村上タカシ(MMIX Lab)、ヤノベケンジ、

山川冬樹、wah document 


水戸、あなたが思うより近い、かもしれない。

◉水戸芸術館 現代美術ギャラリー
TEL. 029-227-8111
10月13日(土)~ 12月9日(日)月曜休館
9時30分~18時(入場は17時30分まで)
一般800円、65歳以上は無料
http://arttowermito.or.jp/gallery/gallery02.htmlid=331
http://arttowermito.or.jp/dir_download/pressrelease/3.11PR_20120904__________________pdf.pdf

























設計:磯崎新アトリエ

*公共交通機関
上野駅より常磐線で水戸駅下車 (特急スーパーひたち・
フレッシュひたちで約65分~85分。普通列車で約120分)
水戸駅北口バスターミナル4~7番乗り場から約5分、
泉町1丁目下車、徒歩約2分、100mのタワーが目印です。
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*フェイスブックでも投稿しています
http://www.facebook.com/petekobayashi

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