2023/04/18

西海岸から巡礼する、北東北の桜

津軽の桜景が走る車窓にヌッと現れるや、

すわっ、桜の弘前公園へ!という自らの掟

を初めて破って、夕陽がとびきり美しい!

と言われている西海岸の桜巡礼を優先した。


ん、西海岸って、カリフォルニアetcの

ウエストコーストのこと?では断じてない。

津軽地方の西海岸!を指すジモティ語だ。

初めて弘前に来た折に呑み屋で言われて

会話がチンプンカンプンに。お上りさ~ん

と扱われたニガくもユカイな体験である。


さ、数年振りの五能線の桜だ。五所川原~

東能代の全線踏破はパスして、鰺ヶ沢から

深浦までの“西海岸桜”を探訪することに。

相撲王国・青森県へ敬意を表して、しかも、

ファンだった舞の海(元小結/現・解説者)

と安美錦(元関脇)の出身地に絞ってみた。

ちなみに高見盛の出身地・板柳へは幾度も

往来、河川敷と岩木山の桜を激写している。


春うららの景色に微睡んでいると木造駅の

桜が目を射る。シブくて大きなリンゴの木の

ような咲き方をするものだ!と見とれる。

木造は、舞の海も通学した大相撲の名門校

「木造高校」が所在する地だが、それよりも、

高校野球史に燦然と輝く1998年青森大会で

7回コールドの「0対122」(木造高校深浦校舎

(当時・深浦)–東奥義塾)なる歴史的スコアの

記憶の方が鮮やかな方もきっとおられよう。


列車ダイヤから、生憎、木造下車は叶わず、

車窓からのショットだけにする。風光明媚な

五能線に身を委ねて弘前から深浦間を往復。

区間随一の桜どころは鰺ヶ沢であり、町内で

それなりに目についた桜たちを上げておく。















































































































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