2023/04/21

冬季五輪・残雪の白馬の桜狩に癒されて

白馬―1998長野冬季オリンピックの

スキージャンプ競技で日本が金メダルに

輝いた桧舞台を観戦して以来である。


いくらボンクラの輩も忘れようもない

歓喜の瞬間!から25年の時が流れている。

白馬駅に降り立つや、あの日の興奮が

微かにうなじを焦がすも、駅前にそんな

よすがの空気は微塵もない。さながら

山の天気のごとき移り気な気性というか、

国民性を嘆いても始まらぬ。かくして、

強制的に脳内を桜モードへと切り替える。


売店のレディからご案内いただくまま、

「詩の小径」なる粋な畦道の桜に癒され、

「大出公園」なる桜の在処へと向かう。

名物の吊り橋を渡り始めると、雄大なる

白馬桜景色が絵に描いたように現れる。

“ザ・パノラミック・さくら・ビュー”


北東北をウロついていたために3~4日?

ほどの遅刻を余儀なくされた白馬・桜狩。

半分近くは散り気味であったが、素浪人を

慰撫するごとく遅咲きシロヤマザクラと

シダレザクラが澱んだ酔眼を潤してくれた。


残雪を抱いた白馬連峰と雄大な山岳景。

無垢で純情可憐な桜たちは、春を存分に

謳歌していた。ありがとうよ、白馬村。































 












































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