2013/02/20

鎮魂の町を歩く(vol.17-2) サン・ファン・バウティスタ号

大津波の直撃に遭いながらも、奇跡的に残った
慶長遣欧使節の復元帆船「サン・ファン・バウティスタ」号。

1613年(慶長18年)、台藩主伊達政宗公の命を受け渡欧した
支倉常長らの使節団の一行が乗った帆船が気になって、
係留展示するミュージアム「サン・ファン館」まで赴いた。
休館中と聞いてはいたが、一目でも帆船を見たく、
石巻駅前から、いつもお世話になるミヤコーバスに飛び乗る。
乗客は、風来坊の私ただ1人だったが、
運転手はけげんな顔ひとつせず、黙々と点呼しながら、
瓦礫の残る沿岸を牡鹿半島へとガタゴトと走る。
およそ30分、人っ子1人いない「サン・ファン館」前に、
しずごころなく停車、まずはホッとする。

世界の海の荒波をも越えてきた、かの木造洋式帆船。
その構造もさることながら、船の先を海に向けていたのも幸いし、
大きな被害はマストが折れただけだった...とか。
何とかできた撮影は、帆船を見下ろす1カ所のみだったが、
遥かなる歴史に想いを馳せたひとときだった。



















今年2013年は、慶長使節出帆400年にあたる。
「サン・ファン館」は、今秋に再オープンの予定という。
その折には、再び足を運んでみたい。

*公共交通機関
◯石巻駅前から、土日祝のみ運行する「ミヤコーバス」で
約30分、サンファンパーク下車すぐ。料金650円
◯仙台ー石巻
1)仙石線利用の場合、松島海岸ー矢本間が代行バス。
2)東北本線利用の場合、小牛田で石巻線に乗り換え。
 所要時間はどちらも約2時間。820円 
3)仙台から直行するミヤコーバス利用の場合 
 1時間20分 800円
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